2019年3月の権利付き最終日は3月26日
2019年03月14日
皆さん、おはようございます。ファイナンシャルプランナーのワイワイです。
ちょっと気が早いと思われるかもしれませんが、3月26日は権利付き最終日です。
2019年3月の権利確定日は3月29日なので、その3営業日前の3月26日に株を持っていれば配当や株主優待を得る権利が得られます。その翌日3月27日に株を持っていても配当を得る権利は得らません。この日のことを権利落ち日といいます。
「日本の上場企業の3分の2」が3月末決算なので配当を重視する投資家にとってこの日はとても重要になってきます。
下の表はくりっく株365における過去3年間の配当相当額です。
配当相当額(くりっく株365)
2018年 15833
2017年 13235
2016年 12782
くりっく株365は「日経平均株価×100倍」で取引されていますので昨年の配当15833円をレートに換算すれば「15833円÷100」で158.33円がそれにあたる金額です。
権利付き最終日に確定した158.33円分の配当は、その翌日、それに相当する分だけ株価が値下がりします。一般に配当落ちと言われている現象です。
もちろん、くりっく株365でも同様のことが起きています。
権利付き最終日の終値と権利落ち日の始値との差がそれに該当します。
過去3年分はご覧のようになりました。
最終日の終値と権利落ち日の始値の価格
2018年 21,157円 ⇒ 20,912円 -245円
2017年 19,378円 ⇒ 19,262円 -116円
2016年 17,041円 ⇒ 16,990円 -51円
2018年 配当相当額で158.33円獲得しましたが配当落ちで245円値下がりしました。
2017年 配当相当額で132.35円獲得しましたが配当落ちで116円値下がりしました。
2016年 配当相当額で127.82円獲得しましたが配当落ちで51円値下がりしました。
理論上、配当相当額と同額の値下がりがあるはずですが、ぴったりとは行かないようで多少の前後があります。もちろんその時の状況にもよりますが、値下がり幅が配当相当額よりも大きいのであればそのタイミングで買うとすこし有利な価格帯でのスタートが切れるとも考えられます。
下のグラフはくりっく株365市場と日経平均株価の値動きを示したのです。
青いグラフがくりっく株365、オレンジのグラフが日経平均株価、灰色の棒グラフがその差分を示しています。
ご覧のようにくりっく株365の方が高値で取引されており、くりっく株365の価格が日経平均株価を下回ることはほとんどありません。
大体100円から200円ほど高値なケースが多いのでしょうか。
くりっく株365の価格が日経平均株価を下回った時は売買のチャンスなのかもしれまえんね。
ということで権利付き最終日は再来週ですのでご注意を!
このコメントは編集者の個人的な見解であり、残念ながら内容を保証するものではありません。また、売買を推奨するものでもございません。ご了承ください。
なお、都合により3月15日のコラム配信はございません。来週もよろしくお願いいたします。