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コラム

マーケット情報

2018年3月22日午前3時、FOMC発表前後の相場変動

2018年03月22日

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皆さん、おはようございます。ファイナンシャルプランナーのワイワイです。

日本時間3月22日午前3時に発表されたFRB政策金利は事前予想どおり、0.25%引き上げられ1.50%-1.75%になりました。

発表前後におけるマーケットの反応を見ていきましょう。


米ドル円(くりっく365)-1分足

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※チャートはくりっく365取引画面から

発表直前から発表直後にかけて急激な円高進行がありました。
ちょっと解りにくいですが、チャートの長いヒゲがそれです。

それまで106.23円付近で取引されていたレートは3時00分台に106.00円ジャストまで円高が進みました。

しかし、その動きは一瞬で3時01分以降は円安方向に価格が押し戻される展開となりましたので瞬間的な円高はダマシだったようです。

その後は3時35分に106.62円まで円安が進みましたがそれほど勢いはなく、再び円高方向への動きに転じて、発表から1時間経過した4時06分には105.93円まで円高が進みました。

 
 

日経225(くりっく株365)-1分足

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※チャートはくりっく365取引画面から

くりっく株365市場は日本の祝日も朝5時まで取引されていますので、当然値動きがありました。

発表直前まで21,500円前後で推移していた日経225は3時の発表直後上昇し3時01分台に21,580円まで上昇。その後も高値での展開が続き3時16分には21,595円まで上昇しました。

その後はNYダウが安値に転じたこともあって日経225価格はズルズルと値を崩す展開となってしまいました。

数字を見るとお分かりのようにその変動幅はとても狭いもので、市場に与えたインパクトは小さかったようです。

 
 

発表された内容が事前予想どおりだったためでしょうか。いずれの市場も発表直後の値動きは限定的でした。

今回は「とても穏やかなFOMCだった」と言えそうです。

次回はどうなるでしょうね。

今後の投資の判断材料にご活用いただけたら幸いです。

このコメントは編集者の個人的な見解であり、残念ながら内容を保証するものではありません。また、売買を推奨するものでもありません。ご了承ください。

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