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2018年の相場変動と上昇した商品

2019年01月07日

皆さん、おはようございます。ファイナンシャルプランナーのワイワイです。

少し遅くなりましたが、新年明けましておめでとうございます。

2018年はどんな年でしたか。あまり過去を振り返っても仕方がありませんが、投資には成績がついてきますので去年の成績がどうだったのかきちんと把握しておく必要があります。

今日は、2018年の相場変動について振り返ってみたいと思います。

2017年の終値で買って2018年の終値で売ったらどうなっていたのか。

いつも取り上げている4つの銘柄、日経225、NYダウ、NY原油、NY金です。

1年間の値動きを表したグラフが次のものです。

NY原油、NYダウなどは2018年秋ごろまでプラス圏で推移していましたが、12月以降ズルズルと値下がりし、終わってみればマイナス圏で取引を終えました。

一昨年、2017年12月29日を「1」とすると2018年12月の終値は、日経225が0.88、NYダウが0.93、NY原油が0.75、NY金が0.98でした。

年間騰落率で表すと日経225がマイナス12%、NYダウがマイナス7%、NY原油がマイナス25%、NY金がマイナス2%でしたので残念なことにいずれの取引もマイナスになってしまいました。

それ以外の銘柄を見てみてもほとんどの銘柄がマイナスで取引でした。

当社の取り扱い銘柄の中でプラスで取引を終えたのが東京パラジウムです。

2018年、パラジウムの値動きはご覧のとおりです。

パラジウムは白金同様、白金族の金属です。パラジウムの60%以上が自動車の触媒に利用されます。身近なところでは虫歯の詰め物に使われています。俗に「銀歯」と言われているものは「銀製」ではなく「パラジウム製」です。

年始が3708円、年末が4018円でしたので去年一年で300円以上値上がりしました。
一年間で8.3%も値上がりした計算になります。

世界的におこなわれているディーゼル車撤退の動きは、白金価格を押し下げる結果になりました。

白金とパラジウムは明暗をはっきりと分けましたが、パラジウムの需要増加は環境への配慮がもたらしたものでもあります。

地球環境をきちんと考えて投資をおこなった人が得をしたそんな2018年だったのかもしれません。

2019年はどんな年になるでしょうね。

今年もよろしくお願いいたします。

このコメントは編集者の個人的な見解であり、残念ながら内容を保証するものではありません。また、売買を推奨するものでもございません。ご了承ください。

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