200万バレルは日本の消費量の半日分
2017年09月12日
皆様、おはようございます。パソコン教室担当のワイワイです。
国連安全保障理事会で北朝鮮への制裁決議案が全会一致で採択されました。
内容は北朝鮮の石油製品の輸入を年間200万バレルに制限するそうです。因みに日本の1日あたりの石油消費量は403.7万バレル(2016年現在)ですので、北朝鮮が輸入できる石油製品の量は年間で日本の消費量の約半日分相当に制限されます。
また、北朝鮮の繊維輸出も禁止になりました。北朝鮮の輸出産業の90%は繊維産業なので年間で7億2600万ドルの減収となるようです。
制裁を受けて北朝鮮がどう反応するのか。更なるエスカレートを招かなければいいのですが。。。
それではマーケットです。
米ドル円(くりっく365)-60分足
※チャートは『e-profitFX with株365』から
国連の追加制裁が決議され、北朝鮮危機が一歩後退したことを受けてか週明けから勢いよく円安へと変動してきています。値動きにラインを引くと9月8日安値を起点とした上昇が続いています。107円の前半から109円の前半まで約2円の上昇となりました。
直近の高値は8月31日つけた110.68円ですが、このまま110.00円を上回り、前回高値を目指すでしょうか。
個人的にはこの後の北朝鮮の反応が気になります。
日経225(くりっく株365)-60分足
※チャートは『e-profitFX with株365』から
日経225の反応は米ドル円のそれよりも楽観視された反応となっています。上昇してきたレートは8月31日につけていた前回高値を上回る水準まで上昇し、レンジ内高値更新となる雰囲気もあります。
このまま上昇しきれるか。それともここに壁が存在するのか。分岐点に差し掛かっているように見受けられます。
東京金 8月限-60分足
※チャートは『FITS-取引画面』から
北朝鮮危機の危機感後退から緩やかな値下がりとなっています。値動きを「パターン化」してみてみれば、下値での攻防があった後に値崩れするパターンの繰り返しが考えられます。
この後も、北朝鮮情勢中心の相場展開が続きそうです。
ということで今日も張り切っていきましょー。
Good Luck!
このコメントはパソコン教室担当者ワイワイの個人的な見解であり、残念ながら内容を保証するものではありません。また、売買を推奨するものでもありません。ご了承ください。