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金利について考えてみよう(その2)

2016年05月13日

皆様、おはようございます。パソコン教室担当のワイワイです。

今日も昨日に引き続き金利について考えてみようかと思います。昨日見た限りでは、お金を借りて事業運営する人は借りたお金以上の利益を生まない限り、その借りた利息分の経費が発生するので、収支はプラスにならないことを確認しました。

今日は国内総生産(GDP)との関係について考えてみましょう。

GDP(国内総生産)は一年間に国内で生産された付加価値の総額です。簡単に一言でいえば、国内でうまれた一年間の収益と考えることができます。

内閣府のホームページに行くと日本のGDPが掲載されていますので興味がある方は覗いてみてください。

2015暦年 年次GDP実績
・実質GDP 528.6兆円
・名目GDP 499.1兆円

実質GDPは『名目GDPから物価変動を除いたもの』であり、名目GDPは『ものやサービスの付加価値を合計したもの』です。日本は2015暦年で約500兆円の名目GDPがありました。

GDPの変動を表したのがGDP成長率です。
2015暦年 年次GDP成長率
・実質成長率 0.5%
・名目成長率 2.5%

日本銀行の黒田総裁が目指す実質2%以上の成長率とはこの実質GDPのことなので、現状では目標に達していないようです。

さて、話を金利の話に戻します。
名目GDPが2.5%ということは、昨年と比べて「ものやサービスの付加価値」は日本国全体で2.5%増加したことになります。

ということは、日本の名目成長率は2.5%なので、金利はそれ以内でなければ、日本国内でのビジネスは成り立たない計算になります。日本の金利が低いのはこのためです。

IMF(国際通貨基金)のホームページを除くと世界各国のGDPを見ることができます
下の表は各国の名目GDP(National currency)をエクセルで成長率に変換したものです。

2015 2016 2017 2018 2019 2020
オーストラリア 2.39% 2.75% 3.08% 2.90% 2.91% 2.90%
カナダ 0.64% 1.66% 4.16% 4.35% 4.26% 4.21%
中国 6.75% 6.91% 7.01% 7.31% 7.75% 8.28%
ドイツ 3.78% 3.18% 2.80% 2.80% 2.89% 2.91%
香港 6.39% 4.30% 4.49% 4.71% 4.85% 5.02%
日本 2.50% 1.46% 0.96% 1.01% 1.32% 1.34%
ニュージーランド 3.28% 3.88% 3.88% 4.68% 4.37% 4.69%
ノルウエー -0.42% 1.14% 5.45% 5.49% 5.45% 4.74%
ポーランド 4.13% 4.22% 4.35% 5.63% 5.74% 5.88%
南アフリカ 5.11% 6.73% 7.45% 7.88% 8.24% 8.24%
スウエーデン 6.05% 5.16% 4.65% 4.25% 4.58% 4.30%
スイス -0.44% 1.04% 1.35% 2.29% 2.72% 2.88%
トルコ 14.25% 15.11% 12.31% 10.50% 10.27% 10.02%
英国 2.57% 3.23% 4.10% 4.27% 4.15% 4.27%
米国 3.45% 3.41% 3.92% 4.46% 4.32% 4.08%

IMFの評価では、2016年以降、日本の成長率は他の国々と比較して低いものになると予想されていることがわかります。

日本と同じように成熟した先進国である米国、英国、ドイツなどの成長率をみると名目レベルで高い水準にあるようです。
逆に、高金利通貨であるトルコ、南アフリカの名目GDPを見てください。2016年、トルコの名目GDPは15.11%あります。一方、南アフリカは6.73%です。

昨日見た主要国の政策金利はトルコが7.5%、南アフリカが7.0%でした。

主要国の政策金利
日本 0.1%
米国 0.5%
欧州 0.0%
英国 0.5%
カナダ 0.5%
欧州 1.75%
NZ 2.25%
スイス -1.25%
香港 0.75%
南ア 7.0%
トルコ 7.5%
ノルウェー 0.5%
スウエーデン -0.5%

トルコは7.5%でも限界生産力が産まれますが、南アについては逆転現象が生じていますので7.0%で借りて6.73%を生み出しても限界生産力は産まれません。このことは、今後の南アの政策金利に影響してくくるでしょうか。

それにしても日本の成長率は他国と比べ低いですね。

金利とGDPには大きな関係性があるので、FXを行なう上で、その相手国のGDPがどうなっているのか知っておくことは重要なことです。

あっという間の週末です。
今日も素敵な一日になりますように。

このコメントはパソコン教室担当者ワイワイの個人的な見解であり、残念ながら内容を保証するものではありません。また、売買を推奨するものでもありません。ご了承ください。

 

前回の話 金利について考えてみよう

 

 

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