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経済・物価情勢の展望から出入国者数をよむ

2017年06月20日

皆様、おはようございます。パソコン教室担当のワイワイです。

昨日は、日銀が発表している「経済・物価情勢の展望(2017年4月)」から販売統計の商業動態統計から百貨店・スーパー・コンビニの売上高の変動をみました。

今日は、同じ「経済・物価情勢の展望(2017年4月)」の中からサービス収支と経常収支をみてみたいと思います。

数年前より外国人観光客が日本にやってくるインバウンド(Inbound)がニュースメディアなどでもよく報道されるようになりました。

僕が勤務する日本橋蛎殻町界隈でも多くの外国人観光客を見かける機会が多くなり、最近では何の違和感も感じなくなってきています。

実際にどの程度の人が日本にやってきているのか。

それをまとめたものが、サービス収支と経常収支の項目がまとめてある「出入国者数」です。

出入国者数
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出典:経済・物価情勢の展望(2017年4月)-日本銀行

ご覧のとおり、2006年から2017年まで日本から出国する人の数は1700万人前後でほぼ横ばい状態です。

一方、日本に入国する人の人数は、2011年以降、爆発的に急増しています。2011年までは1000万人以下だった入国者数は2017年には、3000万人に届く水準まで増加しています。つい5年前の3倍もの人が日本にやってきています。

日本から出国する人と入国する人の人数は2015年初頭に逆転し、日本は多くの人が訪れる国に変貌したようです。

実際、サービス収支をみてみると「旅行収支」は2014年の第4四半期以降プラスに変化しています。

サービス収支

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出典:経済・物価情勢の展望(2017年4月)-日本銀行

日本への観光客が増加している今、外国人観光客や外国人向けのサービスをおこなうビジネスが潤っていることがデータでも解りますね。

2020年まであと3年。
この先もこのまま伸びていくのでしょうか???

それではマーケットです。

 
 


米ドル円(くりっく365)-60分足

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※チャートは『e-profitFX with株365』から

米国10年債は、先週あったFOMC発表直前の利回りの低下から一転、徐々に回復し、発表前の2.105ポイントから現在の2.191ポイントまで戻ってきました。10年債の変動とシンクロしやすい米ドル円も上昇。現在は6月2日の高値111.715円に届く水準まで上昇してきました。ここを抜けるか抜けないか。抜けたとすれば、次の前回高値である5月24日高値112.13円が目標値となるのでしょうか。

 
 

日経225(くりっく株365)-60分足

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※チャートは『e-profitFX with株365』から

ずっと超えられなかった壁20000円の壁を抜けたのが6月2日。その後につけた高値は20236円でした。それから先はご存じのとおり、20000円を挟んだ上下200円強の間でのレンジ相場が続いています。アメリカはNYが史上最高値となる21384ドルで取引を終えています。
その余波は、日経225まで届くのか。
レンジの上値を破れるかがポイントとなりそうです。

 
 

東京金 4月限-60分足

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※チャートは『FITS-取引画面』から

金は、高値ライン4489円と安値ライン4456円との間で勢力争いしていましたが、夜間の終わりに4456円の安値ラインは1円割りこまれ4455円で取引を終了しました。
わずか1円ですが、安値を割り込んだことには変わりありません。このことはこの先の相場展開にどう影響してくるのでしょうか。
仮に4455円からあと2から3円も下がればはっきりと下割れしたことになるので、ずるりと前回安値である4430円を目指すことになりそうです。

 
 

米ドル円と日経は、高値更新がなるか。そして金は下値キープできるか。その辺が今日のポイントとなりそうです。

さあ、火曜日。

今日もハッピーな一日になりますように。

Good Luck!

このコメントはパソコン教室担当者ワイワイの個人的な見解であり、残念ながら内容を保証するものではありません。また、売買を推奨するものでもありません。ご了承ください。

 

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