米・雇用統計に関するうんちく
2021年10月01日
皆さま、おはようございます。CFP(ファイナンシャルプランナー)のワイワイこと岩井です。
今日から10月ですね。台風16号の影響で、出勤できないのではないかと警戒していましたが、大きな支障なく無事に出勤することができました。首都圏に台風が近づいてきていますので皆さまもお気を付けください。
さて、今日は第一金曜日なので、いつもだったら「米・雇用統計」の発表日なんですが、今月の米・雇用統計は、来週の10月8日金曜日に発表されます。
どうして来週の金曜日なんでしょうか。
実は、雇用統計が発表される日は第一金曜日ではないんです。
正確に言うと雇用統計は、毎月12日を含む週に調査を行い、その3週間後の金曜日に結果を発表しています。カレンダーにするとご覧のようになります。
※米国で1週間は日曜日から始まる、というところもポイントですね
2021年9月12日(日)を含む週の3週間後の金曜日は、10月1日(金)ではなく10月8日(金)です。したがって、結果発表は、10月8日(金)に行われることになります。
なお、12日を含む週の3週間後の金曜日が翌月の第2週になるのには条件があります。
・調査対象が30日の月で、12日が日曜日の場合
・調査対象が2月で、12日が日、月、火のいずれかだった場合(閏年だった場合は日、月のいずれか)
そんなルールで雇用統計発表日が決められています。
日常生活に必要ない知識ではありますが、雇用統計の結果は、為替相場や株式相場など多くのマーケットに影響を及ぼしますので投資家の皆さんは知っておいても損は無さそうですね。
今日は、雇用統計の発表日に関するうんちくでした。
それでは皆さん良い週末をお過ごしください。
このコメントは編集者の個人的な見解であり、内容を保証するものではありません。また、売買を推奨するものでもございません。ご了承ください。