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本日は雇用統計。もう一度人口との関係性を整理。

2016年03月04日

皆様、おはようございます。パソコン教室担当のワイワイです。

本日は米雇用統計の発表があります。

先月のブログ「雇用統計と人口統計」の中で雇用統計の発表とアメリカの人口には関係性があるのではないかとのテーマのもとに記事を書きましたが、今回はもう少し掘り下げてみたいと思います。

前回のブログの内容をまとめると

1.米国の人口は毎月20万人前後増加している
2.非雇用者数の数は毎月20万人前後増加してる
3.人口と非労働者数には相関性がある

との内容でした。

今回はデータをもう少し掘り下げて分析して見たいと思います。

2013年以降の米国の人口変化を調べてみした。完成した表がつぎのものです。
表1.米国の人口増加人数と非雇用者数(米労働省、米センサス局)

年月 人口 前月比 非農業部門の雇用者数
2013年1月 315,388,533 190,000
2013年2月 315,526,460 137,927 311,000
2013年3月 315,681,511 155,051 135,000
2013年4月 315,857,345 175,834 192,000
2013年5月 316,014,496 157,151 218,000
2013年6月 316,227,087 212,591 146,000
2013年7月 316,427,395 200,308 140,000
2013年8月 316,653,128 225,733 269,000
2013年9月 316,901,532 248,404 185,000
2013年10月 317,142,007 240,475 189,000
2013年11月 317,378,856 236,849 291,000
2013年12月 317,575,450 196,594 45,000
2014年1月 317,780,510 205,060 187,000
2014年2月 317,944,407 163,897 168,000
2014年3月 318,106,044 161,637 272,000
2014年4月 318,284,098 178,054 310,000
2014年5月 318,482,297 198,199 213,000
2014年6月 318,694,246 211,949 306,000
2014年7月 318,907,401 213,155 232,000
2014年8月 319,156,025 248,624 218,000
2014年9月 319,405,217 249,192 286,000
2014年10月 319,643,987 238,770 200,000
2014年11月 319,875,523 231,536 331,000
2014年12月 320,086,785 211,262 292,000
2015年1月 320,289,069 202,284 221,000
2015年2月 320,440,986 151,917 265,000
2015年3月 320,611,232 170,246 84,000
2015年4月 320,796,760 185,528 251,000
2015年5月 320,990,058 193,298 273,000
2015年6月 321,202,465 212,407 228,000
2015年7月 321,418,820 216,355 277,000
2015年8月 321,658,542 239,722 150,000
2015年9月 321,902,568 244,026 149,000
2015年10月 322,136,791 234,223 295,000
2015年11月 322,360,526 223,735 280,000
2015年12月 322,561,729 201,203 262,000
2016年1月 322,761,807 200,078 151,000
2016年2月 322,918,520 156,713

 

人口増加人数をグラフにしたものが次のグラフです。

 

グラフ1.米国の人口増減数(米センサス局)

WS0332

グラフにすると毎年8月、9月、10月の人口増加数が多く、逆に2月、3月の人口増加数は少ないことが解ります。
なぜでしょう。不思議ですね。
人口増加人数のグラフに非農業部門の雇用者数を乗せたグラフが次のグラフです。

 

グラフ2.米国の人口増加人数と非雇用者数

WS0333

特に規則性は確認できませんでした。

2014年末と2015年末の数値を比較すると2015年の人口増加数の方が少ないことが見て取れます。また、この3年間の人口増加人数と雇用者数をそれぞれ平均すると人口増加人数が平均203,513人だったのに対して労働者数は平均221,946人増加しています。

18000人以上、人口増加を上回る雇用が確保されていること、昨年よりも人口増加数が少ないことを考慮すると10万人を下回るような結果がでてもおかしくないような気がします。

ということで、今晩は雇用統計です。無理なポジションメイクはお控えください。

ハッピーフライデーとなりますように!

このコメントはパソコン教室担当者ワイワイの個人的な見解であり、残念ながら内容を保証するものではありません。また、売買を推奨するものでもありません。ご了承ください。

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