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年賀状という通信手段

2021年12月20日

皆さま、おはようございます。CFP(ファイナンシャルプランナー)のワイワイこと岩井です。

今日は12月20日です。

一年あっという間ですね。今週末はクリスマスで来週末には新年を迎えます。

年末になってくると、大掃除や年賀状の準備などやることが多くなってきます。
皆さんは年賀状の準備はお済ですか?

郵便局の年賀状引き受けは12月15日(水)から始まっています。ちなみに年賀状を元日に届けるためには、12月25日(土)までに投函することが推奨されていますので、今週中に書き終わらなければなりません。

最近では、SNSの普及やSDGs(紙資源の利用削減)を理由に年賀状を卒業する人が増えているようで、この動きは益々加速していくと考えられます。

年賀状での挨拶を行わない動きは、企業間の慣習にも変化が生じています。例えば、NTTでは、社長、副社長名で送付していた年賀状を廃止、KDDIでは、環境問題に配慮し年賀状の送付行わないとしています。

年新の挨拶はメールでもできますものね。

因みに今年の年賀はがきの当初発行枚数は、18億2536万枚でした。年賀はがき発行枚数のピークは2003年の44億5936万枚なのでそれと比べると半分以下になってしまいました。

この間どのくらいの人が年賀状の送付を卒業したのでしょうか。

もしも年賀状を受け取った人は必ずその相手に年賀状を返すのであれば、発行枚数の平方根が送った人数になります。

18億2536万枚の平方根は42,724人、44億5936万枚の平方根は66,778人です。実際にはありえない人数ですが、両者を比較すると「64:100」になります。

この割合と同じだけ年賀状を卒業しているのであれば100人中36人が卒業した計算になります。

あまり意識されていませんが、年賀状は、通信手段のひとつです。1年に一回、近況の報告をはがきでおこなう文化です。家族や子供の写真にコメントを乗せるフォーマットを利用する人が多いようですが同じことがInstagramでもおこなうことができます。

2020年時点で、主要SNSの利用者数はLINEが8600万人、Twitterが4500万人、Instagramが3300万人、Facebookが2600万人です。

時代とともに通信手段が変化していますが、通信は相手があって初めてできることなので、自分本位では決められないのが難しいところです。

今回は、年賀状について考えてみました。
来年は、どんなSNSが誕生するのでしょうか?

年賀状を出す方は25日(土)までに投函することをお勧めします。

このコメントは編集者の個人的な見解であり、内容を保証するものではありません。また、売買を推奨するものでもありません。ご了承ください。


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