おはようございます！
テクニカルアナリストの山口です。

JAF（日本自動車連盟）が昨年6月に実施した「交通マナーに関するアンケート調査」によると、運転中に後ろから他の車にあおられた経験が「よくある」が7.9％、「時々ある」が46.6％、「あまりない」が39.8％、「ない」が5.7％という回答で、まとめると「ない」が5.7％。「ある」が94.3％で多かれ少なかれ他の車に後ろからあおられた経験がある方がほとんどだということになります。

“君子危うきに近寄らず”とも言います。自ら大きなリスクに近づかないことはもちろんのこと、リスクが高まる場合への対応も考えておくようにしたいです。

それではマーケットです。

米ドル/円（くりっく365）-週足

※チャートは『mSaaf,Inc.　Winstation』から
米ドル/円週足チャートはやや上値が重いものの、ほぼ横ばいと言えます。111円を挟んで上下3円前後での推移が継続していますが、高値と安値が切り下がってきていることがわかります。

各移動平均線は上向きになっているため、アベノミクス相場での長期的な上場トレンドに対するスピード調整と見ていますが、目先はこの傾向が続くものと思われます。

米ドル/円（くりっく365）-日足

※チャートは『mSaaf,Inc.　Winstation』から

一方日足チャートですが、やや下向きの200日移動平均線や一目均衡表の雲がサポートとして意識されそうです。9月にローソク足が雲を上抜け基準線も上向きになっていることから斥候的に買いを仕掛けていくのも1つですが、18日には中国共産党大会、週末には衆院選とイベントを控えているため、売買をおこなわれる際には万が一のリスクに備えておきましょう。

NYダウ（くりっく株365）-週足

※チャートは『mSaaf,Inc.　Winstation』から

日経平均も上昇継続10連騰していますが、NYダウも史上最高値を更新しています。

くりっく株365のNYダウは6週連続の陽線引けとなっており、売りたい強気という方もいらっしゃると思いますが「まだはもうなり。もうはまだなり。」とも言います。

米国の企業決算も集中するこの時期、好決算が予想されるため、値頃感からの売りは控えた方が良さそうです。

NYダウ（くりっく株365）-日足

※チャートは『mSaaf,Inc.　Winstation』から

一方、日足チャートも一目均衡表や200日移動平均線から上昇トレンドと読み取れます。ストキャスティクスは買われすぎ感がありますが、上昇に対する反落局面を（売りで）狙うよりは、反落後の上昇局面を（買いで）狙っていきたいところです。

中国共産党大会や衆院選などのイベントを控え、リスク管理はしっかりとして、今日も1日がんばりましょう！

このコメントはテクニカルアナリスト山口の個人的な見解で、内容を保証するものではありません。また、売買を推奨するものでもありません。ご理解のほどよろしくお願いいたします。