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コラム

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大型連休中の価格変動(金相場編)

2018年04月25日

皆さん、おはようございます。ファイナンシャルプランナーのワイワイです。

昨日は大型連休中の株価の動きについて分析しましたが、今日はコモディティ市場ではどうなのかを考えてみたいと思います。

日本のコモディティ市場で取引量が多い銘柄と言えば、「金(Gold)」と「原油(Petroleum)」です。

ご存知のように「金」も「原油」もほとんど日本では取れませんので、海外の鉱山や油田から算出されたものが輸入されています。

両者とも世界的に取引されている国際商品ので、アメリカのニューヨークやイギリスのロンドンなど世界中のマーケットで取引されています。

もちろん、日本の連休は世界の連休ではないのでゴールデンウィーク中も海外のマーケットが開いています。

NYで取引されているNY金と東京で取引きされている東京金の価格を同じグラフに表示させたものが次のグラフです。

為替レートの問題から少しずれが生じていますが、上昇と下落のタイミングについてはどちらも同じような変動を見せています。

大型連休中にスポットを当てたチャートがご覧のチャートです。

2015年

NY Gold

東京金

2016年

NY Gold

東京金

2017年


NY Gold



東京金

後半の連休明けは数日分の変動を受ける形になるのですが、どのように見ればその変動幅について知ることができるのでしょうか。

東京金の日足チャートは「計算区域」で書かれています。東京商品取引所の計算区域は、前日の夜間立会いから当日の日中立会いまでなので、ローソク足に描かれる始値は前日の夜間立会いの価格になります。

例えば、2017年5月8日(月)は陰線になっていますが、この足の始値は、5月2日(火)の16時30分の価格です。3連休中の値動きは5月8日(月)のローソク足一本の集約されていることになります。

コモディティの場合、連休前の価格と連休明けの価格をチャートから知ることはできませんが、大きな変動なることも想定できます。

くりっく株365のように連休中のリスクヘッジができない以上、思惑と逆方向に遷移した際に大きなダメージを受けないようリスクコントロールしたポジションメイクが無難ではないでしょうか。

本日は連休中の金価格についてお伝えしました。

このコメントは編集者の個人的な見解であり、残念ながら内容を保証するものではありません。また、売買を推奨するものでもありません。ご了承ください。

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