フジトミ証券株式会社は投資サービスをはじめ、保険・環境関連サービスをご提供致します。

コラム

マーケット情報

今週は台風にご注意を。

2018年09月03日

皆さん、おはようございます。ファイナンシャルプランナーのワイワイです。

また台風が日本列島に上陸しそうな状況です。

出典:気象庁ホームページ

気象庁によると9月3日非常に強い台風21号は、南大東島の東240kmに位置し、今後北北西の進路を通って北上してくるとの進路予報になっています。

天気予報で台風のニュースが流れた際、「非常に強い」台風21号などと表現していることにお気づきでしょうか。

この「非常に強い」という表現は、放送局が個人の感覚で言っている訳ではなく、気象庁が決めた決まりによって表現されています。

まず強さですが、強さは最大風速で決まります。

(台風)・・・17m/s以上
強い・・・33m/s以上
非常に強い・・・44m/s以上
猛烈な・・・54m/s以上

9月3日6時の実況では、中心付近の最大風速が50m/s、最大瞬間風速が70m/sでした。気象庁ホームページの台風に関する情報をみると風速に関する情報が2つ掲載されています。「最大風速」と「最大瞬間風速」です。

この2つ、どのように違うのか。

まず風速という言葉について。風速とは、10分間平均風速を指します。また、瞬間風速とは、3秒間平均した値を指します。

それぞれの最大値が「最大風速」と「最大瞬間風速」です。

6時時点の最大風速は50m/sなので上から2番目の「非常に強い台風」に該当します。

台風にはもう一つの単位があります。それが大きさを表す単位です。
大きさを決める基準は、風速15m/s以上の風が吹く半径の大きさです。

大型(大きい)・・・500km以上
超大型(非常に大きい)・・・800km以上

500kmというのがどの程度の距離かというと東京から姫路岡山の県境あたりまでの距離がそれに相当します。800kmは東京と山口県までの距離がそれに相当します。
それだけの距離が離れていても風速15m/s以上の風が吹くのが大型、超大型の台風です。

台風21号の大きさは全域で440kmなので大型には該当しませんが、風の強さは最大風速50m/sと非常に強いので警戒が必要です。

風速50m/sと言えわれてもピンときませんが樹木が倒れたり、走行中のトラックが横転するレベルです。今後台風の影響が予想される地域にお住まいの方々は、屋外での行動を控えた方が良さそうです。

気象庁がまとめた風の強さと吹き方です。参考にしてください。

風の強さと吹き方-気象庁

https://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/yougo_hp/kazehyo.html

今後の台風情報にご注意ください。

さあ、今日から9月スタートです。
今月もよろしくお願いいたします。

このコメントは編集者の個人的な見解であり、残念ながら内容を保証するものではありません。ご了承ください。


参考文献:
・気象庁
https://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/typhoon/1-3.html
・台風情報-気象庁
https://www.jma.go.jp/jp/typh/1821.html

一覧へ戻る

各種資料請求・WEBセミナー