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コラム

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マイカーとガソリンと原油

2018年09月21日


皆さん、おはようございます。ファイナンシャルプランナーのワイワイです。

ところで皆さん、自動車って保有していますか?
最近ではカーシェアリングなんてサービスが普及していて、そんなサービスを利用している方も多いのではないでしょうか。

調べてみるとカーシェアリングの車が止めてある駐車場は至る所にあって、私の家の近くにもいくつかありました。

使うことが無い人に取ってはあまり関係ないニュースかもしれませんが、必要な時に必要なだけ費用負担すれば利用できるカーシェアリングは、現在社会にマッチしたビジネスモデルなのかもしれませんね。

私は、マイカーを保有していますが、運転するのは休みの日に限定され、平日のほとんどの時間、車は車庫に駐車しているだけな状況です。

カーシェアリングに乗り換えることを考えた方が合理的なのかもしれません。

一般社団法人自動車検査登録情報協会が調べた自家用自動車の世帯普及台数をみると大都市圏での自動車保有台数がとても少ないようです。

少ない順に並べたものが次のデータです。

都道府県別自家用自動車保有台数ワースト3(平成30年)
東京  0.439
大阪  0.648
神奈川 0.714

上記の数字は世帯当たりの普及台数です。
最も数値が悪い東京は、0.439なので東京都に住む人で自動車を保有している人は少数だと言えます。このデータ少し前はどうだったのかというと、、、

都道府県別自家用自動車保有台数ワースト3(平成17年)
東京  0.538
大阪  0.729
神奈川 0.820

上のデータは今から13年前の平成17年のものですが、大都市圏での自動車保有率は、今よりも高かった事がわかります。東京の数字は0.538ですので、この頃は2世帯に1台以上の自家用車があったようです。

「若者の車離れ」なんて言葉がありますが、車離れしているのは、若者に限った話ではないのかもしれません。

さて、車を走らせるために必要なガソリン。

そのガソリン価格が上昇しています。
ガソリン小売価格の推移

出典:資源エネルギー庁

資源エネルギー庁発表の石油製品価格調査によると最新の全国平均ガソリン小売価格は1リッターあたり153.7円でした。

ガソリン小売価格は、5月の後半から150円を上回る価格での販売が続いており、ドライバーの負担が大きくなっています。

ガソリン価格が高止まりしているのは、原油が高止まりしていることが影響しているようです。

原油価格の推移

※ポジション・トレーダーPRO

5月以降、原油価格は5万円を中心としたレンジでの展開になっておりこの価格が下がらない限り小売されているガソリン価格が下がることもなさそうです。

ガソリン小売価格高騰による財布負担を抑えるために、原油先物で買いヘッジするのも選択肢の一つかもしれません。

今日は、自動車とガソリンの話でした。

さあ、3連休前の週末金曜日です。週末お出かけの方は、お気をつけて。

このコメントは編集者の個人的な見解であり、残念ながら内容を保証するものではありません。また、売買を推奨するものでもございません。ご了承ください。


参考文献:
・一般社団法人自動車検査登録情報協会
https://www.airia.or.jp/publish/statistics/mycar.html
・資源エネルギー庁
http://www.enecho.meti.go.jp/statistics/petroleum_and_lpgas/pl007/results.html

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