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ベルギーってどんな国!?

2018年06月29日


皆さん、おはようございます。ファイナンシャルプランナーのワイワイです。

サッカー観戦していて若干寝不足気味ですが、みなさんはいかがでしょうか。
無事に決勝トーナメントへの進出が決まりました。よかった。次の対戦相手は、ベルギーです。

ベルギーについて知識が無い私のイメージは、ワッフル、チョコレート、ビールなど食べ物のイメージぐらいしか思い浮かびませんが、実際はどんな国なのでしょうか。

今日はベルギーがどんな国なのかについてお伝えします。

正式な国名は、「ベルギー王国(Kingdom of Belgium)」です。ベルギーは王国なので当然王様がいます。2013年7月に即位されたフィリップ国王がベルギー王国の元首です。

東アジアで生活していると王国と言われてもあまりピンときませんが、世界には多くの王国が存在します。EU加盟国では、デンマーク、オランダ、スペイン、スウェーデン、グレート・ブリテンおよび北部アリルランド連合などが王国です。

続いて、場所についてです。

ベルギーは北がオランダ、東がドイツとルクセンブルグ、南がフランスと国境を接し、北西に位置する海岸線は北海に面しています。

海を渡ればすぐイギリスなので、ヨーロッパ交通の要衝なので様々な文化が交じるそんな場所に位置しています。

ベルギーの公用語は、オランダ語(フラマン語)、フランス語、ドイツ語の3言語です。ベルギーは場所によって使われている言語が違うようです。ブリュッセルよりも北側の地域ではオランダ語、南側の地域ではフランス語が使われています。またドイツとの国境付近ではドイツ語が使われていますので、場所によって言葉が違います。そのため、首都ブリュッセルの看板はオランダ語とフランス語が併用して表記されているそうです。国土面積は3.1万平方kmと九州ほどしかない土地の中で、3つの言語が使われているなんて不思議ですね。

ブリュッセルはEU本部とNATOの本部を擁していることで有名です。ヨーロッパ政治の拠点都市と言われているのはこのためです。

当然、通貨はユーロです。

現在、EUには28か国が加盟していますが、それぞれの国が別々の国家として独立しています。経済規模が大きい10か国はご覧の国々です。

EU各国のGDPベスト10 単位は1億USドル

1   ドイツ 36848.2
2   イギリス 26245.3
3   フランス 25835.6
4   イタリア 19378.9
5   スペイン 13139.5
6   オランダ 8257.5
7   スウェーデン 5385.8
8   ポーランド 5248.9
9   ベルギー 4947.3
10   オーストリア 4168.5

※出典:IMF

 

 

やはりもっともGDPの規模が大きいのはドイツで2017年名目GDPの規模は3兆6848億USドルでした。2位は2019年3月29日にEUからの離脱することが決まっているイギリスです。以下フランス、イタリアと続き、ベルギーは9位の4947億USドルでした。

ベルギーは九州ほどの面積しかない狭い土地ですが、石炭が多く取れたため先進工業国として発展しました。現在は近隣諸国と経済統合を進め、主要産業は、機械・化学・金属・食品加工などです。主要な貿易品は、輸出入ともに医薬品・自動車・機械類が多くなっています。

そんな先進工業国のベルギー企業の株式はユーロネクスト・ブリュッセルで取引されています。上場するベルギー企業のうち、時価総額と流動性の高い上位20銘柄を加重平均した指標がBEL20指数です。

ベルギーへの投資をお考えの方は、BEL20の動向をチェックされると良さそうです。

ということで今日はベルギーについてのお話でした。
運命の対戦は7月2日27時開始です。

このコメントは編集者の個人的な見解であり、残念ながら内容を保証するものではありません。また、売買を推奨するものでもございません。ご了承ください。


参考文献:
・IMF-データベース
http://www.imf.org/external/
・欧州-外務省
https://www.mofa.go.jp/mofaj/area/eu/map_05.html

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