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トルコリラ下落による副産物

2018年08月22日

皆さん、おはようございます。ファイナンシャルプランナーのワイワイです。

先週、先々週とマーケットの注目を集めたトルコリラの下落はFX取引をおこなっている人に大きな影響を及ぼしましたが、FX取引をやっていない人にはどんな影響があったのでしょうか。

8月15日付、日経新聞の記事によると、トルコのイスタンブールでシャネルやルイ・ヴィトン、ディオールといった欧米系の高級ブランド店に外国人観光客が押し寄せる事態になったそうです。

トルコリラの急落に商品の価格設定が追い付かず、外貨ベースで割安感が生じ、外国人観光客の行列を作ったそうです。

対円では、7月後半まで1トルコリラ=22円台で取引されていましたが8月に入ってトルコリラは急落し8月13日、1トルコリラ=15.36円まで値を下げました。

トルコリラ円(くりっく365)-60分足

※チャートはフジトミの取引画面から

30%以上下落した計算になります。

この下げは対ドルでも同じで、1トルコリラ=0.2ドル水準だったものが8月13日、1トルコリラ=0.1449まで下げましたので、対ドルでも30%近い値下がりでした。

10万円のバックが7万円で買えるのであれば、並びますよね。

この為替レートの変動がそのまま小売りされている商品に価格転嫁されると、トルコ国民は外国から輸入されるものの値段が上がりますので困りますが、トルコから輸出される商品は割安になるので、外国人がトルコに旅行に行けばとてもお得感を味わうことができるわけです。

最近ではネットショッピングで色々なものを購入することができますが、世界中がインターネットで繋がっていますので購入先の店舗が日本にある必要はありません。

私は、趣味で自転車のロードバイクに乗っているのですが、自転車というスポーツは全世界中でおこなわれているスポーツで、自転車の部品にはいくつかの規格がありますがそれほど種類はなく、同じ部品が世界中で手に入れることができます。

なので、価格が安いのであれば、海外から購入した方が得だと言えます。私がいつも使っているのは、イギリスに本社を置く「wiggle」という企業のサービスです。
サイトは日本語で表示されており、英語が苦手な私でも問題なく買い物可能です。
自転車以外でもランニングやスイミング商品なども取り扱っていますので興味がある方は見てみてください。
物によっては日本より格安で手に入れることができるので、このようなサービスを活用すると良さそうです。


wiggle

http://www.wiggle.jp/

トルコでもこのようなサービスがないかネット検索してみましたが、私の探し方が悪いのか見つかりませんでした。やはり現地に行かないとその恩恵にはあずかれないのでしょうか。。。

トルコリラが下がっている今、トルコに観光で訪れるのも面白いかもしれません。トルコにはカッパドキアなど世界的にも有名な世界遺産が数多く存在します。

通常よりも割安で遺跡巡りができそうなので、時間に余裕がある方はいってみてください。

10月の中旬くらいから料金が安くなり、10月後半であれば5日間7万円台でトルコ観光が楽しめそうです。

トラベルコ
https://www.tour.ne.jp/w_tour/list/2/77/421/?dp_ymd=20181000&prd_from=5&prd_end=5&adult=2

トルコリラの下落はFX取引で買っていた人からすると大きなマイナスですが、そうでない方からすると商品やサービスを安く購入できるチャンスでもあります。

週末、雑貨店などに足を運ぶ機会があったらトルコの雑貨が値下げされていないかチェックしてみてください。

今日は、トルコリラ下落による影響についてのお話しでした。

このコメントは編集者の個人的な見解であり、残念ながら内容を保証するものではありません。ご了承ください。


参考文献:
・トラベルコ
https://www.tour.ne.jp/
・wiggle
http://www.wiggle.jp/
・リラ急落、トルコのブランド店に旅行者殺到(日本経済新聞)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO34165770V10C18A8EAF000/

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