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トルコを取り巻く状況が変化?

2018年10月23日

皆さん、おはようございます。ファイナンシャルプランナーのワイワイです。

日本時間25日20時、トルコ中央銀行による政策金利の発表があります。
トルコを取り巻く状況は、ここ数日で変化してきています。

今月(10月)の12日、トルコで拘束されていたアメリカ人牧師が釈放され、アメリカに帰国しました。

2016年に起きたクーデターミス事件に関与していたとして拘束されていたブライソン牧師を釈放するかどうかでアメリカとトルコの関係はこじれていました。米国は牧師が釈放されるまでの間、トルコから輸入する鉄鋼及びアルミニウムに他国の2倍の関税をかける制裁をおこなっていましたが、17日、ブライソン牧師が解放されたことを受けて、アメリカはトルコへの経済制裁を解除することと示唆しました。

もう一つ、世界中の人達が注目しているのがサウジジャーナリストの事件です。

ご存知のように事件が起きたのはトルコにあるサウジ総領事館です。
この件について、トルコのエルドアン大統領とアメリカのトランプ大統領は電話会談をおこない、事件の全容が明らかにされるべきであるとの認識で一致したと報じられています。

本日予定されているエルドアン大統領の声明でどのようなことを発言するのか。注目ですね。

10月に入ってからのトルコリラ円の動きはご覧のとおりです。
トルコリラ円(くりっく365)-60分足

※チャートはフジトミの取引画面から
ブライソン牧師が解放されたのが12日、経済制裁が解除すると発表されたのが17日でこのニュースを受けてトルコリラ円相場は上昇しました。

あれだけ仲が悪かったトルコとアメリカの両国ですが、今月に入って急激に関係性が良くなってきていますので、長らく続いていたトルコリラ安のトレンドに変化が生じた可能性もありそうです。

直近で相場が動きそうなイベントは、25日に予定されているトルコの政策金利発表。現在の24%から変更はあるのか。

今週はトルコの動向に注目ですね。

このコメントは編集者の個人的な見解であり、残念ながら内容を保証するものではありません。また、売買を推奨するものでもございません。ご了承ください。

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