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トランプ大統領は原油価格を下げたいようです。

2018年11月13日


皆さん、おはようございます。ファイナンシャルプランナーのワイワイです。

昨晩、WTI原油価格が60ドルの大台を割り込み、一時58.85ドルまで下落しました。昨晩原油価格が大きく下落したのはトランプ大統領ツイートが原因です。

トランプ大統領はtwitterで次のようにつぶやきました。


Hopefully, Saudi Arabia and OPEC will not be cutting oil production. Oil prices should be much lower based on supply!

(願わくば、サウジアラビアとOPECは原油生産量を削減して欲しくない。原油価格は供給量に基づいてもっと下がるべきだ。)

トランプ大統領Twitterより引用
との発言です。

昨日の夕方、サウジアラビアのエネルギー産業鉱物資源相が石油市場を均衡させるため、100万バレル前後の減産を置こう合う旨をOPECとロシアなどの主要産油国との間で協調減産する話がありましたが、その話が牽制されることになりました。

トランプ大統領が原油価格に関する発言をするのは今回が初めてではありません。

NY原油、3年半ぶり高値 トランプ氏「容認できぬ」
-朝日新聞(2018年4月21日)

https://www.asahi.com/articles/ASL4P2S5NL4PUHBI00T.html

トランプ米大統領:「今すぐ原油価格を下げろ!」-OPEC批判再開
-Bloomberg(2018年9月20日)

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-09-20/PFCXJ56TTDS401

これまでの発言をみてもトランプ大統領は原油価格を下げたいようです。

次のOPEC総会は12月5日から6日までですが、今回のトランプ大統領の発言を受けてサウジはどのような反応をするのか。

原油市場は不安定な値動きが続きそうです。

このコメントは編集者の個人的な見解であり、残念ながら内容を保証するものではありません。また、売買を推奨するものでもございません。ご了承ください。


参考文献:
・twitter
・朝日新聞
・Bloomberg

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