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コロナショック後の株価指数の値動き

2020年06月04日

皆さん、おはようございます。ファイナンシャルプランナーのワイワイです。

5月中、家から会社までの通勤電車はガラガラでしたが、6月に入って東京都の休業要請レベルがステップ2に緩和されたことを受けてか明らかに人の数が増えたと思います。私も久しぶりに満員電車にのりました。

元々のスケジュールでは5月末まで緊急事態宣言が延長される予定だったので5月末までテレワークなど活動を自粛していた人達も6月になって一気に動き出したのかもしれません。

このまま、平穏な日々戻ってくれればいいんですが、6月2日には東京都の新規感染者数は34人となり、東京都は「東京アラート」を発動しました。このまま感染が拡大していくと、再びステップ0に逆戻りしてしまいます。

再要請が発動する目安は、新規陽性者数が1日50人、新規陽性者における接触歴等不明率50%、週単位の陽性者増加率比2となっていますが、増加傾向になると一気に増えてしまいますので油断できない状況がつづきますね。

私たちが生活する日本では、このような状態ですが、世界はどうなっているのでしょうか。あまりメディアでは取り上げなくなってきましたが、以前として世界では、多くの方が新型コロナウイルスに感染しています。

感染者数が最も多く、いまだ終息の気配を見せていないアメリカでは、デモが暴徒化し、コロナウイルスに関する報道より、デモに関する報道が増えていますが、6月に入ってからも毎日2万人以上の方が新型コロナウイルスに感染してしまっています。

6月4日時点で630万人以上の方が感染し、38万人以上の方が亡くなってしまっており、混沌とした世の中になっていますが、こんな状況でも好調なのが株式市場です。

今年に入ってからの主要株価の値動きはご覧のようになっています。

NYダウ

日経225

DAX®

FTSE100

チャートはいずれもくりっく株365

どれも同じような展開になっていますね。
世界最大の感染者数と死者数を出し、デモが暴徒化しているアメリカのNYダウ、4月5月と緊急事態宣言が発動し、経済活動が大幅に縮小している日本の日経225、新規感染者数が減少傾向にあるものの、失業率が増加し、就業者数が10年ぶりに減少したドイツのDAX®、世界で4番目に感染者数を出してる英国のFTSE100など、いずれの国もコロナの影響で実体経済はガタガタなはずですが、株価は、3月に底打ちしてから上昇傾向が続いています。

4指数とも同じような展開になっていますので、世界の株式市場はグローバルに展開されていることが分かります。
こうなってくると何を買うかよりも投資に参加するかどうかの方が重要な要素になってきますね。どこまで上昇が続くのでしょうね。

今日は、コロナになってからの株価指数の推移についてお伝えしました。

このコメントは編集者の個人的な見解であり、内容を保証するものではありません。また、売買を推奨するものでもございません。ご了承ください。


参考文献:
https://gisanddata.maps.arcgis.com/apps/opsdashboard/index.html#/bda7594740fd40299423467b48e9ecf6

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