フジトミ証券株式会社は投資サービスをはじめ、保険・環境関連サービスをご提供致します。

コラム

マーケット情報

コロナの影響から経済指標は悪い内容がつづく。

2020年03月27日

皆さん、おはようございます。ファイナンシャルプランナーのワイワイです。

今週末は東京都内でも桜が満開に近い状況なのでお花見に行きたいところですが、週末は不要不急な外出を控えるようにとの要請がでていますので、家でおとなしくしておくしかなさそうですね。

さて、ここ数カ月、メディアで報道されている話題のほとんどはコロナウイルスに関する話題な訳ですが、世界中の人々に影響を及ぼしていますので、仕方がないのかもしれません。
人々が行う経済活動はこれまでよりも消極的になっており、この状態が長引けば長引くほど被害は拡大していってしまう訳ですが、感染者数の増加速度を考えると被害はこれから拡大していく可能性が高いように思えてしまいます。今回のコロナウイルスによって経済がどの程度鈍化したのか。2月以降の経済発表が発表されてきましたので、特に悪かったものをご紹介します。

■中国
財新製造業PMI 2月 40.3
鉱工業生産 2月(前年比)-13.5%
小売売上高 2月(前年比)-20.5%

■ドイツ
製造業PMI  3月 45.7
非製造業PMI 3月 34.5

■EU
ユーロ圏製造業PMI 3月 44.8
ユーロ圏非製造業PMI 3月 28.4

■英国
CIPS製造業PMI 3月 48.0
CIPS非製造業PMI 3月 35.7

■シンガポール
GDP 1Q(前期比) -10.6%
鉱工業生産(前期比) -22.3%

■米国
製造業PMI  3月 49.2
非製造業PMI 3月 39.1

どの指標もめちゃくちゃ悪いですね。通常数字が悪くなったとしても数%ですが、今回は10%以上の変動になっています。

ドイツ、イギリス、EU、米国など主要な国のPMIが大幅に悪化していることがわかります。特に非製造業PMIの数字は各国で悪く今回のコロナウイルスの影響がサービス業に大きなダメージを与えていることが数字にも表れてきました。お店を閉めている訳ですから当然といえば当然ですよね。

今週末、日本でもデパートや映画館などが休館を予定しており、今後国内サービス業への影響が拡大していく可能性が高そうですね。さて、来週は4月1日に日銀短観、3日に米雇用統計と相場変動に大きな影響を及ぼす指標発表が続きます。値動きが荒い相場にご注意ください。

このコメントは編集者の個人的な見解であり、内容を保証するものではありません。また、売買を推奨するものでもございません。ご了承ください。

新規口座開設キャンペーン開催中

コンサルタント取引限定キャンペーン1

コンサルタント取引限定キャンペーン2

一覧へ戻る

各種資料請求・WEBセミナー