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どうして日経平均株価の採用銘柄数は225銘柄なの?

2019年02月14日

皆さん、おはようございます。ファイナンシャルプランナーのワイワイです。

今日は日経平均株価の構成銘柄について振り返ってみたいと思います。

日経平均株価は東証1部に上場している銘柄の中から日経新聞社が選定した225種類の銘柄によって算出されています。

当社でもくりっく株365を取り扱っていますので、日経平均株価を取引の対象とした「日経225証拠金取引」が取引できますが、そもそもなんで225銘柄なのかご存知でしょうか。
調べてみると日経新聞社の「よくあるご質問(日経平均株価について)」に書いてありました。

以下よくあるご質問(日経平均株価について)より引用


■225銘柄はどうやって選んだのですか、なぜ225銘柄なのですか

60年以上も前(1950年)から日々算出されているため、当時の詳しい経緯は不明ですが、指標性を保つために、売買高の多い銘柄を全業種からバランスよく選んだところ、この銘柄数になったとされています。225という銘柄数に特別な意味づけはないと認識しています。ただ、いまでは「日経225」「Nikkei225」との通称で世界中で広くご利用いただいている実態を尊重し、この「225銘柄からなる株価指数」という基本コンセプトを大事に継承していきたいと考えています

https://indexes.nikkei.co.jp/nkave/archives/faq/faq_nikkei_stock_average_jp.pdf

引用ここまで

日経新聞社でも詳しい経緯は不明なんですね。最初に選んだ銘柄数が225銘柄でその後何度も銘柄の入れ替えが実施されていますが、指標性を保つために225銘柄という数が採用され続けているんですね。

225という銘柄数に特別な意味づけはない訳ですが、60年以上前に始めた時の銘柄数がたまたま225銘柄でそれが今でも継承されていることを考えると最初にどのようなルールを設定するのかが重要なのか。考えさせられる側面もあります。
とりあえず、どうして225銘柄なのかずっと疑問でしたが、答えが解ってスッキリしました。

次回は、どんな産業の銘柄が採用されているのかについて調べて見たいと思います。

このコメントは編集者の個人的な見解であり、残念ながら内容を保証するものではありません。また、売買を推奨するものでもございません。ご了承ください。


参考文献:
・よくあるご質問(日経平均株価について)- 日経新聞社
https://indexes.nikkei.co.jp/nkave/archives/faq/faq_nikkei_stock_average_jp.pdf

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