離脱の手続き、始まる
2017年03月30日
皆様、おはようございます。パソコン教室担当のワイワイです。
イギリスのEU離脱の手続きが正式に始まってしまいました。
イギリスのメイ首相は28日、EU離脱をEUに通告する手紙に署名しました。これにより、離脱交渉の延長がおこなわれない限り、2年後の2019年3月29日イギリスがEUから離脱することになります。
歴史を振り返るとEUは、ベルギー、ドイツ、フランス、イタリア、ルクセンブルク、オランダの6カ国からスタートし、イギリスがEUに加盟したのは1973年でした。
私は1974年生まれなので、私が生まれる前年からこの「欧州共同体(EC)現在のEU(欧州連合)」は存在し、そこにイギリスも加盟していたということになります。
このまま行けば、40年以上もいっしょにやってきた共同体からイギリスは抜けることになるわけですが、この先、世界はどんな方向に向かって行くのでしょうね。
まったく想像ができません。。。
良い方向に向かって欲しいものです。
それでは、3月30日朝のマーケットです。
米ドル円(くりっく365)-60分足
※チャートは『e-profitFX with株365』から
イギリスのEU離脱の話は前々から解っていた話ですので、サプライズ感は無く相場変動への影響はほとんどなかったようです。ストレートに影響を受けるであろう「ユーロ/ポンド」についても目立った動きにはなりませんでした。
もう少し、テクニカル的な感じで見てみます。
3月16日から始まった下降トレンドは3月29日までの間、72時間(3日間)移動平均線の下で推移していました。昨日、72時間線の上にシフトし、現在はラインの上での展開となっています。昨日からの移動平均線の位置をみると72時間線と120時間線がほぼ平行に推移しています。120時間線がフラットな状況を維持し、72時間線が上向いてクロスすれば、ゴールデンクロスとなります。
このまま横ばいトレンド形成となるのかそれとも上昇トレンドに変化するのか。移動平均線の動きにも注目したいところです。
日経225(くりっく株365)-60分足
※チャートは『e-profitFX with株365』から
昨日は権利落ち日でしたのでたので、朝の取引が始まったと同時に大きく窓を開けてのスタートとなりました。3月28日の終値が19378円、3月29日の始値が19262円でしたので116円値下がりしてのスタートでした。3月の配当相当額は13197円なのでレート感換算すれば131円に相当します。ほぼ配当分は引き戻される形となりました。
3月に入ってからの値動きを月内の高値、月内の安値、その中心線の3本で考えてみると月の中盤は中心線の上で推移し、後半は下で推移しているように見えます(権利付最終日の上昇は除く)。中心線の下での相場はいつまで続くのでしょうか。
東京金 2月限-60分足
※チャートは『FITS-取引画面』から
3月24日19時を起点とした緩やかな上昇トレンドは今日も継続中です。上下幅は約10円ほどのブレで上下運動を繰り返しています。このまま3月16日22時につけた高値4471円を目指して上昇していくのでしょうか。
大きな流れでみれば横ばいレンジ相場継続中なようです。
決算月でみなさんお忙しいと思いますが、あと2日です。
ラストスパート頑張りましょう―!
Good Luck!
このコメントはパソコン教室担当者ワイワイの個人的な見解であり、残念ながら内容を保証するものではありません。また、売買を推奨するものでもありません。ご了承ください。