雇用統計の事前予想は低めの予想。サプライズとなるか!?
2017年10月06日
皆様、おはようございます。パソコン教室担当のワイワイです。
今日は10月の第一金曜日ですので、米雇用統計の発表があります。
今回の非農業部門雇用者数アナリスト予想中央値は、8.5万人増といつもよりも低めな予想人数となっています。
予想数値が低めになった要因は、8月末アメリカ南部に被害をもたらしたハリケーン「ハービー」と「イルマ」の影響により企業投資に影響を及ぼしたことが雇用への影響を及ぼしていると考えられたからです。
米労働省が昨晩(10月5日)発表した新失業保険申請件数は前週よりも1.2万人少ない26万人でした。9月の第1週時点での申請件数は29.8万人でしたので9月の1ヶ月間で状況は3.8万人改善した計算になります。
今回のアナリスト予想は低めの予想になっていますが、投資家にとって雇用統計の重要な要素はその発表された内容に「サプライズ!」があったかどうかです。
事前予想どおりの結果はサプライズになりませんので価格への影響はそれ程ありませんが、予想が外れた時は、パニックを引き起こし、急激な変動を生み出します。
今回低めに設定された予想値。外れるとすれば、事前予想を大幅に上回るパターンと下回るパターンの2パターンが考えられますがどちらになるのでしょうね。
運命のゴングは、日本時間の今晩、21時30分です。
それでは、各マーケットの動きを見ていきます。
米ドル円(くりっく365)-60分足
※チャートは『e-profitFX with株365』から
雇用統計を目前に控え、9月27日から続くレンジ内での展開が続いています。発表直前まではこの状態がキープされるのでしょうか。
事前にポジション調整から動くことも考えられますのでご注意を。
日経225(くりっく株365)-60分足
※チャートは『e-profitFX with株365』から
くりっく株365の日経225は深夜の時間帯に上昇。20,697円まで上昇しましたので価格は年初来高値になります。東京時間もこの高値をキープできるでしょうか。
東京金 日足
※チャートは『FITS-取引画面』から
金は今日も日足です。
どうしても気なるのが8月28日から8月29日にかけて空いてしまった窓です。窓の上限が4585円、窓の下限が4539円ですが、この窓を埋めるかどうか。
雰囲気的としては、すでに8月29日始値である4593円を割り込みましたので窓枠に手を掛けている雰囲気もあります。
ということで、今晩は米雇用統計の発表があります。
「サプライズ」になれば急激な変動になる可能性がありますのでご注意を。
それでは今日も張り切っていきましょー。
Good Luck!
このコメントはパソコン教室担当者ワイワイの個人的な見解であり、残念ながら内容を保証するものではありません。また、売買を推奨するものでもありません。ご了承ください。