マーケット情報
雇用統計と3月の利上げ
2022年03月04日
皆さま、おはようございます。CFP(ファイナンシャルプランナー)のワイワイこと岩井です。
現在マーケットの話題はウクライナ情勢に集まっていますので、関心具合は下がっているかもしれませんが、本日は米雇用統計の発表があります。
3月15日-16日にFOMCが開催され、政策金利が発表されますので、今回の雇用統計の結果は重要な指標になるはずでした。ところが3月3日の上院銀行委員会の公聴会で、パウエルFRB議長が「3月の0.25%利上げを支持する」と証言してしまいました。
次のFOMCまでに米雇用統計と2月の米消費者物価指数(CPI)が発表されますが、現段階で0.25%の利上げを支持すると証言していますので、余程のネガティブサプライズが発生しない限り利上げが見送られることはなさそうですね。
雇用統計の予想数値はつぎのとおりです。
・非農業部門雇用者数 +42.3万人
・失業率 3.9%
・失業率 3.9%
米非農業部門雇用者数
出典:米労働省
米失業率
出典:米労働省
雇用者数、失業率ともに先月と変わらない水準になると予想されています。
現在の相場状況はウクライナ情勢に左右される状況ですので、余程のサプライズが無い限り相場に与える影響も限定的だろうと考えられます。
一日でも早くウクライナに平穏な日々が訪れますように・・・。
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