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雇用統計と教育医療

2018年08月03日

皆さん、おはようございます。ファイナンシャルプランナーのワイワイです。

本日21時30分、米雇用統計の発表があります。事前予想では、失業率が前回よりも0.1%改善し3.9%、非農業部門雇用者数が19.3万人増との予想になっています。

どちらも良い内容になるだろとの予想ですが、どうなるでしょうね。

前回7月6日の発表では、失業率が3.8%予想のところ4.0%、非農業部門雇用者数が19.5万人増予想のところ、21.3万人増となり失業率が悪化する中、雇用者数が増加する不思議な状況でした。マーケットにとって失業率が悪化したことはサプライズと捉えられたようです。

前回発表時の価格変動はご覧のような動きでした。

米ドル円(くりっく365)-1分足(2018/07/06)

発表直後の値動きとしては狭いものの0.21ドル円高方向に変動しました。

ところで、非農業部門雇用者数のデータって毎月10万人以上の人が雇用されることって不思議だと思いませんか?

その答えは、多くの雇用を生み出しているある産業があります。

それが「教育・医療」です。

非農業部門の内訳

出典:アメリカ合衆国労働統計局

上のグラフは、非農業部門の産業別内訳です。アメリカで最も多くの雇用を生み出している産業は、「教育・医療」です。私立の学校や医療機関、デイサービスなどがこの産業に属します。
この産業の大きな特徴は、景気に左右されないということです。

「教育・医療」の雇用数の推移をグラフ化したものが次のものです。

教育・医療雇用者数

出典:アメリカ合衆国労働統計局

ご覧のように就業者数は右肩上がりで上昇しています。特に注目してほしいのが、リーマンショックがあった2008年前後の就業者数です。
驚くべきことに、リーマンショックの影響をまったく受けていません。

一般的に雇用をイメージされる「製造業」の就業者数ではご覧のような変動をしています。

製造業雇用者数

出典:アメリカ合衆国労働統計局

景気が下向いた際、雇用者数は大きく減少していることが分かります。

非農業部門の産業には、景気動向に左右される産業とそうでない産業があり、現在アメリカで多くの雇用を生み出している産業は、左右されない産業です。雇用統計を指標として活用するのであれば、景気に影響を受けやすい産業の雇用者数を調べた方が、先行指標として活用できるかもしれませんね。

ということで、3日日本時間21時30分雇用統計が発表されますのでどんな結果が発表されるのか注目です。

雇用統計データにご興味をお持ちの方は過去記事もご参照ください。

それでは。

このコメントは編集者の個人的な見解であり、残念ながら内容を保証するものではありません。また、売買を推奨するものでもございません。ご了承ください。

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