雇用統計とシリア情勢明けの相場
2017年04月10日
皆様、おはようございます。パソコン教室担当のワイワイです。
先週末に発表された雇用統計の内容は9.8万人の増と事前予想の18万人増を大きく下回る結果となりました。
先週末は、アメリカ軍によるシリアへの攻撃もありましたので、ふたたびアメリカ中心の話題に世界が振り回される展開となりました。
マーケットは、どう反応したのか早速みてみましょう。
米ドル円(くりっく365)-60分足
※チャートは『e-profitFX with株365』から
雇用統計の内容が想定外だったことによるインパクトは強く、急激な円高ドル安が進行しました。瞬間ですが、110.08円まで円高が進み、100円の大台を割り込む直前までドルが売られる展開になりました。
米ドル円にとって悪い材料がでる中、レートは110円を割り込まなかったということは、買い方にとって支援材料と考えることができます。
その後、レンジ内高値付近まで値を戻し現在の相場は、下値は110円ライン、上値は4月1日につけた高値111.60円ラインの2点の中に位置していますので、この2点を抜けない限り、新たなレンジ相場を形成するとも考えられます。
日経225(くりっく株365)-60分足
※チャートは『e-profitFX with株365』から
3月29日の高値を起点として始まった下降トレンドは現在も継続中です。上値を結ぶラインをつなぐとご覧のような状況です。移動平均線との位置関係をみても赤いラインの120時間(1週間)移動平均線までは戻してもそれ以上は戻さない展開となっており、その値位置は上値を結ぶトレンドラインと同水準に位置しています。
トレンドが変化するためには、このラインを上抜ける必要がありますが、このまますんなりと抜けてくれるでしょうか!?
東京金 2月限-60分足
※チャートは『FITS-取引画面』から
先週の金曜日、それまで形成していたレンジ相場を一気に上抜けました。相場がレンジを抜けた後の高値を見てみるとそれまで形成していたレンジ相場の流れを引き継いでいることに気がつきます。
上昇前のレンジ「B-C」の値幅と上昇後の値幅「A-B」は同じ幅でした。こうして見ると、今回の上昇は無秩序に上昇したわけではなく、それまでのレンジを引き継いだ上昇だったことを物語っています。先週末、それまでの上値抵抗線だったラインBまで下がってきましたが、ここで下げ止まるかどうか。その辺りが今後の流れの分かれ目?なようです。
さあ、どうなる。
4月第2週、スタートです。
今日もハッピーな一日になりますように。
Good Luck!
このコメントはパソコン教室担当者ワイワイの個人的な見解であり、残念ながら内容を保証するものではありません。また、売買を推奨するものでもありません。ご了承ください。