長い均衡が崩れる。
2017年08月09日
皆様、おはようございます。パソコン教室担当のワイワイです。
日経平均株価午前の終値は前日比256.13円安の19739円でした。このブログでも毎日書いていたように日経225は、6月の中旬以降ずっと横ばいレンジ相場を形成していましたが、ようやく下値を大きく割り込みました。
株価を下げた要因は、北朝鮮危機による地政学リスクから資金を退避させる動きが加速したようです。
為替市場でも、北朝鮮リスク回避の円買いが続いた結果、円高で推移しています。
北朝鮮に関する地政学リスクは昨日今日始まったリスクではなく、メディアでも毎日のように取り上げられていました。
昨日まではリスクとして認識されていなかった北朝鮮問題が今日になって突然リスクとして認識されたということは、明日以降もリスクとして認識されることも考えられませんか?
いずれにしてもトレンドが変化するほどの大量の売りが発生したことに違いはないので流れは変わったと判断すべきなんでしょうね。
それではマーケットです。
米ドル円(くりっく365)-60分足
※チャートは『e-profitFX with株365』から
冒頭でも申し上げたとおりリスク回避から円買いが進んだ結果、米ドル円相場は110円の大台を割り込みました。8月4日につけていた前回安値も割り込む形となりましたので展開としてはこのまま安値更新が続く可能性もあります。
トレンドは下げ基調優勢と言えるでしょうか?
日経225(くりっく株365)-60分足
※チャートは『e-profitFX with株365』から
長かった横ばいレンジ相場にようやく終止符が打たれました。現在の価格帯は6月1日来安値です。2カ月以上の間、狭いレンジの中での展開となっていました。
見方を変えるとここ2カ月間の約定はすべてこの狭いレンジの中に集約されていたことを意味しています。ここ2カ月に作られた買いポジションも売りポジションもすべて20000円を挟んだ狭いレンジの中にあります。
このような値動き(上下5%以内の幅で2週間から数カ月推移)をダウ理論では「ライン」と言います。一般的にはラインの期間が長ければ長いほどそこにエネルギーが集約されるので、その後形成されるトレンドは強くなるとされています。
教科書どおりに判断すればしばらく売りがつづくと考えるべきでしょうが、はたしてそのようになるでしょうか?
東京金 6月限-60分足
※チャートは『FITS-取引画面』から
相場変動の煽りは金にも及んでいます。
先週末からキープしていた7月26日安値ラインは日付が変わる直前に割り込んでしまいました。夜間立会終わり間際で少し値を戻しましたが値位置は昨日までの水準を下回る位置での展開が続いています。
移動平均線の値位置をみると、下からローソク足、短期線、中期線、長期線の順となっていますのでトレンドは下降トレンド継続中と見て取れます。
しばらくは売り方優勢となるでしょうか?
最後に天気の話です。
今日は暑いですね。。。。
本日の関東地方は、今年一番の暑さとなるようで東京でも最高気温は37度と予報されています。
出典:気象庁ホームページより
真っ赤っ赤です。
皆さま熱中症にならないようにお気をつけください。
それでは今日もハッピーな一日になりますように。
Good Luck!
このコメントはパソコン教室担当者ワイワイの個人的な見解であり、残念ながら内容を保証するものではありません。また、売買を推奨するものでもありません。ご了承ください。