自国ファースト
2017年02月07日
皆様、おはようございます。パソコン教室担当のワイワイです。
アメリカ大統領選挙からアメリカに振り回される相場展開となっていましたが、今回は「震源地」がフランスに変わりました。
事の発端は、フランス大統領選挙の最有力候補とされていた共和党のフランソワ・フィヨン元首相が、勤務実態が無い自身の家族に約100万ユーロの給与を支払っていたとの疑惑が生じたことです。
今回の国勢選挙で、極右政党の「国民戦線」のマリーヌ・ルペン党首が勝った場合、反グローバリゼーションな動きが加速し、自国ファーストな方向に向かってしまう可能性がでてしまうそうです。
昨年のイギリスの国民投票以降、大国の選挙結果は、事前予想を覆す結果ばかりとなっていますので、今回のフランスもそうなる可能性は十分ありそうです。
どうなっちゃうんでしょうね。。。
それではマーケットです。
米ドル円(くりっく365)-60分足
※チャートは『e-profitFX with株365』から
フランスの騒動があり、リスクオンな相場展開となりました。その結果、112.00円で保たれていた下値支持線を一気に割り込む展開となり、111円台での相場に移行してしまいました。安値での抵抗に失敗しましたので、このまま下降トレンドを維持する可能性が高そうです。
日経225(くりっく株365)-60分足
※チャートは『e-profitFX with株365』から
日経はなんとか下値支持線で保っています。世界情勢がどうであろうとローカル日本には日本のマーケットが存在していることが価格変動にも現れているようです。
18800円は強く意識される価格となっているのでしょうか。
東京金 12月限-60分足
※チャートは『FITS-取引画面』から
リスクオンでドル建てのゴールドは大きく買われる展開となりました。通常リスクオンになった時はドル建てのゴールドと日本円の両方が買われ、円建ての東京金はその双方の相殺によって変動しないことが多々ありますが、今回はドル建てのゴールド価格の変動が強く、東京市場でも価格が引き上げられる展開となりました。
前回高値の4410円ラインを上抜けましたので、この後も上昇トレンドは維持されてこのままグングンと上昇し続ける可能性が高いのでは?と見立てですかね。
さあ、どうなる。
本日もハッピーな一日になりますように。
Good Luck!
このコメントはパソコン教室担当者ワイワイの個人的な見解であり、残念ながら内容を保証するものではありません。また、売買を推奨するものでもありません。ご了承ください。