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米大統領のツイートで米株価が下がる!?

2019年08月02日

皆さん、おはようございます。ファイナンシャルプランナーのワイワイです。

今日も暑いですね。

NY株式市場は続落でしたね。

昨晩のNY株式市場は、プラス圏でのスタートとなりましたが、トランプ大統領が、「中国に対して3000億ドル相当輸入品に10%の追加関税を9月1日からおこなう」旨をツイートしました事を受けて、相場はマイナス圏に転じ、終わってみれば前日比280.85ドル安の26583.42ドルで取引を終えています。

アメリカの大統領のツイートが原因でアメリカの株価が下落するのってとても不思議な現象ですよね。

再び関税の問題が浮上してきたことは、株安を始めとしたリスクオフな状況になり、円が買われる展開になりました。

昨日夕方以降のドル円相場はご覧のような値動きになっています。

米ドル円

米ドル円相場は107円の大台を下回り、6月25日以来の安値更新となっています。
NY株式市場の下落と急激な円高を受けて東京株式市場も大きく下落しました。

ご存知のように、NYダウの値動きと日経225の値動きはよく似ています。
下の表はNYダウと日経225を並べて表示したものです。

NYダウと日経225-くりっく株365

NYダウはドル、日経225は円で取引されていますので単位が異なりますが、上下するタイミングはとてもよく似ています。

単位を除外して考えるとNYダウと日経225の値動きに少しずつ開きが生じてきていることが解ります。

上のグラフの一番下のものはNYダウの値を日経225の値で割ったものです。2018年後半には1.12ぐらいだったものが、7月には 1.28まで上昇してしまいました。

これは、NY株式市場は好調な展開になっているものの東京の株式市場はそれほどではないということを意味しています。

個々の値動きを見るとNYダウは7月15日に史上最高値を更新しましたが、その時日経225はレンジ相場の中でした。。。。

今日の値下がりはトランプ大統領のツイートが起因してのことでしたが、今週末はイベントが続いています。

まずは今晩の雇用統計、事前予想では失業率が3.6%、非農業部門雇用者数が16.9万人となっています。同じ時刻、6月の米貿易収支も発表になります。

事前予想では546億ドルの貿易赤字です。昨晩トランプ大統領は、中国との貿易についてツイートしましていますので、注目度も高めです。

また、トランプ大統領は日本時間3日午前2時45分にEUとの貿易について発表すると報じられていますので、どんな内容の発表になるのか。こちらにも注目ですね。

週末の相場はもう一波乱あってもおかしくなさそうですね。

急激な値動きにご注意ください。

このコメントは編集者の個人的な見解であり、内容を保証するものではありません。また、売買を推奨するものでもございません。ご了承ください。

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