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コラム

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産業別売上高、従業者数、一人当たり売上高

2016年07月29日

皆様、おはようございます。パソコン教室担当のワイワイです。

今朝の朝日新聞デジタルによると低所得者を対象に1人あたり15,000円を配る簡易的な給付措置の拡充を景気対策に盛り込むことを決めたそうで、住民税が非課税となる約2200万人がその対象者となるそうです。

朝日新聞デジタル
http://www.asahi.com/articles/ASJ7X4J05J7XULFA00T.html

単純計算すると15,000円を2200万人に配る訳ですから「15,000円×2200万人」で3300億円がこの景気対策に利用されることとなります。

昨日は財政措置で13兆円、事業規模で28兆円を上回る景気対策が打ち出されました。財政措置は政府が直接負担となる金額で、事業規模は、政府系金融機関などからの融資や返済が見込める金額を含めたものです。

今回の低所得者向けの給付措置は景気対策の一環なようですが、昨日今日と3300億円とか13兆円とか28兆円とか大きな金額の話になっているので、今日はその規模がどの程度なのかを考えてみたいと思います。

 

総務省発表の「サービス産業動向調査(平成28年3月31日)」をみると日本のサービス産業の売上高状況が解ります。

「サービス産業動向調査」平成 26 年及び平成 27 年拡大調査結果(速報)-総務省

http://www.stat.go.jp/data/mssi/kekka/pdf/k2015s.pdf

簡単にトピックスをまとめると次のようになります。
・平成26年の年間売上高は286.7兆円だった
・平成26年の事業従業者数は2610万人だった
・平成26年の従業者一人当たりの年間売上は1098万円だった

このようなことが解ります。事業規模で28兆円というのは、日本のサービス産業の売上高の10%規模だということが解りました。

もう少し掘り下げて考えてみます。

 

サービス産業の売上高ランキング-ベスト20

順位 産業 年間売上高
1 道路貨物運送業 23兆0332億円
2 病院 22兆6155億円
3 パチンコホール 22兆4820億円
4 運輸に附帯するサービス業 ※有料道路経営業,飛行場業など 12兆3031億円
5 他の物品賃貸業 ※総合リース業,事務用機械器具賃貸業,CD賃貸業など 12兆0044億円
6 建物売買業,土地売買業 9兆3714億円
7 一般診療所 9兆0558億円
8 他に分類されない事業サービス業 ※イベント企画,コールセンターなど 8兆9118億円
9 広告業 8兆8668億円
10 不動産賃貸業(貸家業,貸間業を除く) 7兆9752億円
11 鉄道業 7兆3084億円
12 水運業 7兆1427億円
13 他の飲食店 ※居酒屋,バー,喫茶店,ハンバーガー店など 6兆3061億円
14 宿泊業 5兆5501億円
15 他の老人福祉・介護事業 ※介護老人福祉施設,養護老人ホームなど 5兆4649億円
16 貸家業,貸間業 5兆3172億円
17 航空運輸業,郵便業(信書便事業を含む) 5兆0775億円
18 建物サービス業 ※ビルメンテナンス業,ビル清掃業,電車清掃業など 4兆8965億円
19 旅行業 4兆8386億円
20 労働者派遣業 4兆8239億円

 

1番売上があったのが「道路貨物運送業」でした。何をおこなうにしても物品は必要になるのですべての産業に関わりがある運送業は日本のサービス産業の中でもっとも売上高をほこる産業となっているようです。その規模は23兆円でした。

それに続き2位にランキングしたのが病院です。国民すべてが一度はお世話になったことがあるのが病院です。特に高齢化社会ということもあり今後益々利用する人が増えてくるのではないでしょうか。その規模は22兆円でした。

3位にランキングしたのがパチンコホール。日本人はパチンコが大好きなんでしょうね。その規模は22兆円でした。

ベスト3以外では20位に労働者派遣業がランキングしています。正規雇用と非正規雇用が問題視されていますが、派遣業全体の規模は4.8兆円なのでサービス業全体の1.6%程度です。

続いてその産業に従事する人たちの数です。
サービス産業の従業者数ランキング-ベスト20

順位 産業 人数
1 病院 2,193,300
2 道路貨物運送業 1,681,500
3 他の飲食店 ※居酒屋,バー,喫茶店,ハンバーガー店など 1,665,300
4 他の社会保険・社会福祉・介護事業 ※保育所,障害者支援施設など 1,333,400
5 他の老人福祉・介護事業 ※介護老人福祉施設,養護老人ホームなど 1,105,700
6 建物サービス業 ※ビルメンテナンス業,ビル清掃業,電車清掃業など 967,700
7 一般診療所 933,400
8 他に分類されない事業サービス業 ※イベント企画,コールセンターなど 869,600
9 通所・短期入所介護事業,訪問介護事業 761,500
10 宿泊業 667,900
11 食堂,レストラン(専門料理店を除く) ※定食屋,大衆食堂など 653,800
12 他の専門料理店 ※料亭,焼肉店,西洋料理店,カレー料理店など 588,500
13 持ち帰り・配達飲食サービス業 519,700
14 運輸に附帯するサービス業 ※有料道路経営業,飛行場業など 475,600
15 日本料理店 ※てんぷら,うなぎ,とんかつ料理,牛丼店など 450,700
16 警備業 435,000
17 美容業 419,700
18 歯科診療所 418,900
19 そば・うどん店,すし店 410,000
20 他の医療業 ※助産所,看護師業,マッサージ業,歯科技工業,はり・きゅう業など 391,500
21 学習塾 370,500

1位が病院でした。医師、看護師、技師、事務など多くの人が働いており、その人数は219万人もいます。

続いて2位は道路貨物運送業です。売上では1位でしたが、働く人の数は2位の168万人でした。日本にドライバーさんは168万人もいるんですね。

3位が居酒屋などの飲食店でした。166万人が飲食店で働いています。

こうして見るとみなさん色々な仕事をされて生活しているのだと分かります。

最後に従業者一人当たりの売上高です。
サービス産業の従業者一人当たりの売上高ランキング-ベスト10

順位 産業 1事業従事者当たり

(単位:万円)

1 競輪・競馬等の競走場,競技団 14,612
2 水運業 13,022
3 パチンコホール 8,660
4 建物売買業,土地売買業 8,436
5 広告業 6,263
6 旅行業 4,933
7 他の物品賃貸業 ※総合リース業,事務用機械器具賃貸業,CD賃貸業など 4,669
8 不動産賃貸業(貸家業,貸間業を除く) 4,269
9 自動車賃貸業 4,058
10 その他の技術サービス業 ※プラントエンジニアリング,プラントメンテナンスなど 3,386

1位は競輪・競馬などの競走場、競技団でした。従事者一人当たりで1億4612万円も稼ぎます。

2位は水運業でした。島国の日本は海外から資源を輸入することで成り立っていますのでそのためにはタンカーなど船の力が必要です。大型タンカーを数人で動かしますので従事する人数は少ないですが売り上げは多く、2位にランキングしました。その金額は1億3022万円でした。

3位はパチンコホール。従事者ひとりあたり8660万円を売り上げます。多いなー。

 

それ以外では道路貨物運送業が26位の1369万円病院が37位の1031万円でした。

事業規模28兆円というのは日本のサービス産業で最も大きい道路貨物運送業のそれよりも大きく規模なことが解ります。

どんな対策が打ち出されるのか楽しみです。

 

さあ、あっという間の週末&月末です。
来週、来月につながる良い締めくくりとなりますように。

このコメントはパソコン教室担当者ワイワイの個人的な見解であり、残念ながら内容を保証するものではありません。また、売買を推奨するものでもありません。ご了承ください。

 

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