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物価の安定

2017年08月08日

皆様、おはようございます。パソコン教室担当のワイワイです。

突然ですが、日本銀行の目的ってなんだか覚えていますか。

 
 

子供のころ社会科で教わったと思いますが、答えは「物価の安定」を図ることと「金融システムの安定」に貢献することです。

日本銀行のホームページから引用させてもらうと次のとおりです。

以下引用

日本銀行の金融政策の目的は、物価の安定を図ることにあります。物価の安定は、経済が安定的かつ持続的成長を遂げていくうえで不可欠な基盤であり、日本銀行はこれを通じて国民経済の健全な発展に貢献するという役割を担っています(日本銀行法第1条第1項、第2条)。

引用ここまで


日本銀行ホームページより

https://www.boj.or.jp/announcements/education/oshiete/outline/a01.htm/

物価が不安定な場合、国民生活は安定しません。コーヒーの価格、パンの価格が日によってまちまちである日100円だったものが次の日5000円になんてなっていたら、困っちゃいますよね。

なんでこんなことを言い出したのか。

毎日ブログを更新していますが、ここのところの値動きが限定的なレンジ相場となっており、言いかえれば「安定的」とも言えます。

日銀のいう物価に「米ドル/円」「日経225」「金(Gold)」などが含まれているかどうかは解りませんが、もし含まれていたのだとすれば、目的は達成されていると言えるのでしょうか。

なんて、くだらないことを考えてしまうぐらいレンジ相場が続いています。

それではマーケットです。

米ドル円(くりっく365)-60分足

WL1013

※チャートは『e-profitFX with株365』から
8月に入ってからは111円のピークと8月4日につけた安値の間に挟まれた1円強の狭いレンジ相場になっています。移動平均線は72時間線と120時間線がほぼ同水準に位置していますのでフラットな展開が続いていることを物語っています。7月14日高値と7月27日高値を結ぶ上値抵抗線。このラインが機能しなければ今しばらくこのレンジが続いてしまうことになりそうです。

 
 


日経225(くりっく株365)-60分足

WL1014

※チャートは『e-profitFX with株365』から

「物価の安定」の見本のような値動きです。これだけレンジの中からはみ出さないのであれば、今後もこの世界感は変わらないものと考えた方が色々と戦略がでてきます。高値ゾーンの20100円あたりと安値ゾーンの19950円あたりでアクションを起こし150円ほどの値幅を狙えるかどうかが勝負所となるのでしょうか。

 
 

東京金 6月限-60分足

WL1015

※チャートは『FITS-取引画面』から

金は7月26日につけた安値4465円ラインで下げ止まりこの値位置で底固めするような展開を見せています。その安値4465円と7月27日につけた高値4514円を横ばいレンジ相場の上値と下値と考えるのであれば、現在の価格帯はレンジの底値に位置していると言えます。チャート上空白となっている4500円ゾーンを目指す値動きはあるでしょうか。

いずれの相場も物価の安定を模倣したかのような相場展開となっています。いつかは「変動」が起きるはずですが、それにしても停滞が長いですね。

 
 

このままお盆になっちゃうのか!???

さあ、火曜日。

今日もハッピーな一日になりますように。

Good Luck!

このコメントはパソコン教室担当者ワイワイの個人的な見解であり、残念ながら内容を保証するものではありません。また、売買を推奨するものでもありません。ご了承ください。

 

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