東京原油と日経平均株価の関係性が崩れる?
2016年05月10日
皆様、おはようございます。パソコン教室担当のワイワイです。
朝からあいにくの空模様で嫌な感じですが、相場は快晴な展開になって気持ちよくなりたいなと考える5月10日です。
さて、タイトルにも書きましたが、これまで確認されていた東京原油と日経平均株価の関係に変化が生じたようです。
年始からの主要銘柄の変動
上のグラフは1月4日の終値を“1”とした場合の変動を表しています。4月の中旬までの間、赤色の原油価格が上昇すれば、緑色の日経225も上昇し、逆に下落すれば下落する相関性を持った展開となっていましたが、4月の中旬以降その関係性に変化があったように見受けられます。
実際、原油価格は4月21日に1.02まで上昇し、終値ベースで年初来高値を更新しました。これまでの『原油が先行し、日経が追いかける』の方式が、継続されていたとすれば、それ以降も“1”を上回っていた原油価格を日経225は追従し、年初来高値を目指す展開となったはずですが、そううまくはいかず、0.9前後の水準で維持され続けました。
それぞれのチャートを比較すると次のようになります。
上・東京原油-日足、下・日経225-日足
※チャートは『ポジション・トレーダーPRO』から
こうして見るとやはり似てますよね???
4月中旬以降、上げ下げの形そのものは同じなのですが、どうも日経の方がネガティブな展開になっているように見えます。
特に5月に入ってからの直近3本は、高止まりしている原油と比べ大きく落ち込んでいるように見えます。
互いに影響を与える原油と日経の関係性。
この後のふたりの関係は再び近づくのかそれとも、別々の道を歩むのか!!
それでは、本日も素敵な一日になりますように。
このコメントはパソコン教室担当者ワイワイの個人的な見解であり、残念ながら内容を保証するものではありません。また、売買を推奨するものでもありません。ご了承ください。