マーケット情報
月日が経てば相関銘柄は変わる
2016年06月09日
皆様、こんにちは。パソコン教室担当のワイワイです。
あれよあれよと原油価格は上場し、昨日のNY終値で51.23ドルまで上昇しました。年始から4月中旬までの間、原油価格と日経225の価格には相関性があり、原油価格が上昇すれば日経225価格が上昇し、逆に原油価格が下落すれば日経225の価格も下落する縮図ができていました。
そんな話をしていてから約1カ月半経ちましたが現在どんな状態になっているのか見てみましょう。
今朝までのデータで作成した変動グラフは次の通りです。
赤い折れ線グラフは原油価格、緑色の折れ線グラフが日経225の価格です。
4月中旬から原油価格は上昇していますが、日経225に関しては年始と比べ0.9のあたりで推移する展開となっています。もはや「相関性がある!」と言えるような状態ではなくなってしまいました。
原油が上昇し始めた4月中旬以降をもう少し拡大したグラフが次のものです。
日経225と同調した動きとなっているのが紫の米ドル円の動きです。どちらも0.9前後で這うような動きとなっています。今は、米ドル円と仲良しなようです。
来週、再来週とFOMC、日銀の政策金利決定会合、英国の国民投票と為替中心に影響を与えそうなイベントが控えています。
しばらくは米ドル円主導のマーケットとなるのでしょうか。
都合により配信時間が遅くなりましたが、今日もすてきな一日になりますように。
このコメントはパソコン教室担当者ワイワイの個人的な見解であり、残念ながら内容を保証するものではありません。また、売買を推奨するものでもありません。ご了承ください。