明日から政策金利決定会合
2016年06月14日
皆様、おはようございます。パソコン教室担当のワイワイです。
今週は16日の早朝3時にFOMCの発表があり、15、16日には日銀の政策金利決定会合があります。
まず、FOMCの発表ですが、直近の雇用統計の内容は非農業部門雇用者数が3.8万人増と事前予想を大きく下回る内容でした。直近の平均値と比べても弱い内容なので今回利上げとなる可能性は低そうですが、今後いつ利上げに踏み切るのか。会見の内容に注目が集まるところです。
サプライズがあるのかそれとも事前予想通り何もないのか、結果が気になるところです。
もうひとつ我々日本で取引しているプレイヤーが気になるのが日銀の政策金利決定会合です。
直近の4月28日の発表では、1.マネタリーベースが年間約80兆円に相当するペースで増加するよう市場調整をおこなう。2-1.長期国債は年間80兆円に相当するペースで増加するよう買い入れをおこう。2-2.ETFの保有残高が年間3.3兆円、J-REITの保有残高が900億円に相当するペースで増加するよう買い入れを行う。CPは2.2兆円、社債は3.2兆円の残高を維持する。3.日銀当座預金のうち政策金利残高に▲0.1%のマイナス金利を適用するとの内容でした。
これらは議論のうえで決定した訳ですが、詳細については経済・物価情勢の展望(2016年4月)をみてください。
経済・物価情勢の展望(2016年4月)-日本銀行
http://www.boj.or.jp/mopo/outlook/gor1604b.pdf
こまごました資料なので、慣れないと大変ですが、資料の中に使用された参考計表が掲載されています。
経済に関する様々なデータをもとに議論されていることが資料から読み取ることができますが使用されているデータは大体過去10年間を比較したもの、2010年以降を比較したもの、2000年以降を比較したものがほとんどなようです。
一国の政策金利を決定するわけですから中長期スパンで考えられるデータを使うのでしょうね。
普段、我々がトレードする際、気にしているのは5分足だったり、60分足だったりものすごく短いものですが、短期的な上昇、下落は判断材料とはされてなさそうです。
いずれにしても発表の内容で中長期的なトレンドが形成されてくれればその中でトレードするうえで行いやすくなるのでしょうね。
あくまで願望ですが、方向感がハッキリするような発表を期待したいところです。
さあ、火曜日です。
本日も素敵な一日になりますように。
このコメントはパソコン教室担当者ワイワイの個人的な見解であり、残念ながら内容を保証するものではありません。また、売買を推奨するものでもありません。ご了承ください。