日米貿易摩擦を調べてみました。
2017年02月08日
皆様、おはようございます。パソコン教室担当のワイワイです。
昨晩の時事通信のニュースですが、日本がアメリカの貿易赤字国2位になったそうです。アメリカの貿易赤字相手国の1位が中国、2位が日本、3位がドイツ、4位がメキシコとなっています。
せっかくなので日本とアメリカの貿易額の推移が気になったので調べてみました。
日本の貿易額については財務省の貿易統計をみると年ベースでの統計が解ります。
便利ですね。
相手国を米国とした際の推移は次のとおりです。
2016年
輸入額 7兆3089億2296万円
輸出額 14兆1431億1455万円
日本の財務省データによればほぼダブルスコアな貿易額の開きです。
1988年からの推移をグラフにすると次のとおりです。
日米貿易額-総額(金額ベース)
出所:財務省貿易統計 作成:フジトミ ホームトレード部
グラフを見るかぎり、貿易赤字が発生したのは昨日今日の話ではなさそうです。
続いて注目されている自動車の貿易額について見てみます。
自動車貿易-2016年
輸入台数:19,933台
輸入金額:901億1104万億円
輸出台数:1,750,294台
輸入金額:4兆4115億4028万円
ケタが違いすぎです。
日本車はざっくり175万台輸出されているのに対してアメ車の輸入台数は2万台弱となっています。これまでの推移をグラフにしたものが次のものです。
日米貿易額-自動車(金額ベース)
出所:財務省貿易統計 作成:フジトミ ホームトレード部
日米貿易額-自動車(台数ベース)
出所:財務省貿易統計 作成:フジトミ ホームトレード部
オレンジ輸入がアメ車の輸入ですが、日本車の輸出と対比するとほぼフラットな直線になってしまうレベルでしか販売されていないことが分かります。
この貿易不均衡を解消するのって難しそうですよね。
安倍総理とトランプ大統領の首脳会談は10日に予定されています。
それではマーケットです。
米ドル円(くりっく365)-60分足
※チャートは『e-profitFX with株365』から
1月28日を起点とした上値抵抗線で判断すると2とおりの見方ができます。1つ目が60分足の終値ベースでみる見方です。終値ベースで引いたラインはaです。ラインaでみると2月7日の午後、ラインを上抜けていますので、下降トレンドは終了したと考えられます。
もうひとつの考え方が上ヒゲ上に引いたラインbです。ラインbが有効だと考えれば下降トレンドはまだ継続中と考えることができそうです。
判断が難しい局面ですが、111.575円の安値ラインがキープできるかその辺が展開の分かれ目となるのでしょうか。
日経225(くりっく株365)-60分足
※チャートは『e-profitFX with株365』から
日経は下落トレンドラインを上抜けそうな状況になってきました。このまま抜ければ下落トレンドは終了となり、このあと横ばいレンジになるか上昇相場に転じるかのいずれかになりそうですが、変化するためには18800円の足元が固められるかどうかに掛かっていそうです。
東京金 12月限-60分足
※チャートは『FITS-取引画面』から
リスクオンなこともあり、着々と上昇してきています。この60分足では表示できていませんが、前回高値は1月23日につけた4,443円です。当面はこの4,443円を超えられるかどうかがポイントとなるでしょうか。
さあ、週の折り返し水曜日です。
今日もハッピーな一日になりますように。
Good Luck!
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