改めて米国10年債と比較してみる
2017年04月26日
皆様、おはようございます。パソコン教室担当のワイワイです。
一般的に米国10年債の利回りと米ドル円レートの相関性は高いと言われています。
本当に、米国10年債の利回りと米ドル円レートに相関性があるのか、直近の値動きを使って検証してみたいと思います。
今回は、ブルームバーグ様ホームページで公開されているレートと比較しています。
レートを見ていただくと分かりますが、4月18日以降、利回りが上昇してきていることが分かります。
米ドル円相場の値動きをは次のとおりです。
米ドル円(日足)
※チャートは『e-profitFX with株365』から
3月中頃のピーク
・米ドル円 ・・・3月10日(金)
・米国10年債 ・・・3月13日(月)
4月中頃のボトム
・米ドル円 ・・・4月17日(月)
・米国10年債 ・・・4月18日(火)
簡単に高値をつけたタイミングと安値をつけたタイミングを比較していましたが、一般に言われているように両者の相関性は高いようです。
米国10年債の利回りはこの後どうなるのでしょうね。
ブルームバーグ(外部リンク)
https://www.bloomberg.co.jp/quote/USGG10YR:IND
それでは、いつものようにチャートを見ていきます。
米ドル円(くりっく365)-60分足
※チャートは『e-profitFX with株365』から
相場は、昨日もグングンと上昇し111円を上回る水準まで上昇してきました。前回高値は4月8日10時につけた111.60円です。冒頭で確認した米国10年債がこれと同時期につけていた高値レートは4月9日の2.382ポイントでした。現在の2.334ポイントとは0.048ポイントの開きがあります。米国債が2.382ポイントを上抜ければ、米ドル円も前回高値の111.60円を上抜けることになるのでしょうか。
日経225(くりっく株365)-60分足
※チャートは『e-profitFX with株365』から
日経225も好調な値動きです。あれよあれよと上昇し、あっという間に19250円直前の水準まで上昇してきました。
分かりにくいので日足で見てみます。
日経225(くりっく株365)-日足
※チャートは『ポジション・トレーダーPRO』から
チャートを日足に切り替えると違った風景が見えてきます。12月の中盤以降、相場は19000円台前半を中心レンジとした横ばい相場だったことが分かります。4月に入ってからはこれまで下支えとなっていた19000円や1月の前回安値を割り込み、ズルズルと価格が下がってしまいました。今週に入ってからは、市場ムードがリスク選好な雰囲気になり、3月まで付けていたレンジ内に戻ってきました。
この後、この水準を維持できるかどうか。大切な局面だと思います。
東京金 2月限-60分足
※チャートは『FITS-取引画面』から
金は前回高値である4月13日22時高値4506円を上抜けることに成功しました。高値更新したこの相場はこのまま上昇トレンドを形成することができるでしょうか。4月20日の安値水準から綺麗な下値支持線を引くことができます。この線が支持線として機能し、平行するチャネルラインとの間で構成された25円ほどのレンジ相場を形成できるでしょうか。
週の折り返し水曜日。
今日もハッピーな1日になりますように。
Good Luck!
このコメントはパソコン教室担当者ワイワイの個人的な見解であり、残念ながら内容を保証するものではありません。また、売買を推奨するものでもありません。ご了承ください。