年度末!?
2016年08月31日
皆様、こんにちは。パソコン教室担当のワイワイです。
あっという間に8月も終わりです。
夏!が終わってしまいますが、今年の夏は何か夏らしいことしましたか?
私と同じように平日はオフィスビルに籠りっぱなしでパソコンとにらめっこばかりしていると四季の移り変わりを実感しにくいですが、間違いなく夏は終わってしまいます。
週末は天気がよさそうなのでアウトドアにでも出かけようかと思います。
さて、8月が終わるということは、明日から9月です。
一般的に日本の会計年度と言った場合、4月に始まって翌年の3月末までを指します。日本の場合、学校の年度も4月から翌年3月末なので「4月から3月」という一区切りが我々の常識化していますが、場所や状況が変わると年度の期間も変わってきます。
有名なのではアメリカの学校年度です。
アメリカはの学校年度は9月開始が一般的です。
したがって、学校年度で言えば今日は『年度末』に当たります。
カナダ、ヨーロッパ、中国などでも学校年度の開始は9月なので先進国のほとんどの学校は明日から新年度を迎えることになります。
ちょっと日本だけ特殊なんですね。
東京商品取引所で取り扱っている穀物にも年度があります。大豆・トウモロコシの産地コーンベルト地帯があるアメリカでは9月が年度の開始になります。
例えばとうもろこしの場合、日本では7月くらいからスーパーで出回りますが、アメリカでは9月中旬から11月初旬にかけて収穫されますので9月から年度が変わるということはとても理にかなった考え方だと言えます。
米国のとうもろこしの需給動向(8月)
2014/15 | 2015/16 | 2016/17 | |
生 産 量 | 361.09 | 345.49 | 384.92 |
消 費 量 | 301.79 | 298.89 | 313.07 |
輸 出 量 | 47.42 | 48.9 | 55.25 |
期末在庫量 | 43.97 | 43.33 | 61.2 |
期末在庫率 | 12.60% | 12.50% | 16.60% |
※米国農務省2016年8月12日発表
上の表はアメリカ農務省が毎月発表しているとうもろこしの需給情報です。
先ほど申し上げたとおり、とうもろこしの年度は9月から始まり8月に終わりますのでこの表であらわす「2015/16年の期末在庫量:43.33」というのは、今日時点での在庫を表します。
明日からは2016/17年度に切り替わりますのでとうもろこし関係者にとって今日は節目となる重要な一日だと言えます。
とうもろこしの期末在庫量と価格を意識した取引をするのであれば、今日の在庫量と価格は今後意識されるレートとなるので覚えておいて損はなさそうです。
東京とうもろこしは、13時53分現在19,300円で取引されています。
それではみなさん。
素敵なとうもろこし年度末になりますように。
色々な商品・経済指標は「需給・各国経済指標」からも確認できます。
https://www.fujitomi.co.jp/data/
是非、ご活用ください。
このコメントはパソコン教室担当者ワイワイの個人的な見解であり、残念ながら内容を保証するものではありません。また、売買を推奨するものでもありません。ご了承ください。