市場予想>結果>IMFデータ
2016年09月05日
皆様、おはようございます。パソコン教室担当のワイワイです。
先週末にあった米雇用統計は、失業率が4.9%、非農業部門雇用者数が15.1万人増との結果になりました。
市場予想であった18万人増には届きませんでしたが、この結果を受けて利上げは先送りされることになるのでしょうか。
先週末のスタッフブログでは、IMFデータから米雇用者数の増加について調べましたが、その結果は、2016年から2017年の1年間で149万人増加するとの予測でした。
一月当たりでわれば、1カ月平均12.41万人の増加となっていますがので、今回の米雇用統計発表の結果はその数値を上回る内容になっています。
市場予想 > 結果 > IMFデータ
(18万人) > (15.1万人) > (12.41万人)
結果は、市場予想には届きませんでしたが、IMFデータを上回っていますので個人的には、想定内のだったと言えると思います。
それでは雇用統計発表後の動きを見てみましょう。
※チャートは『e-profitFX with株365』から
雇用統計発表直後、米ドル円相場は、一時的な円高に推移しましたが、結果的にはヘッドフェイクとなり、円安方向に推移しました。
※チャートは『e-profitFX with株365』から
日経225についてもヘッドフェイクを見せた後、上昇する展開になりました。
さて、本日注目したいのはこの日経225の動きです。
チャートが示すとおり、雇用統計発表以降、くりっく株365の日経225は上昇しました。
先週末、15時で立会が終了してしまう東京証券取引所の株価から算出される日経平均株価の終値は16925.68円でしたので、日経平均株価の終値とくりっく株365の終値に177円もの乖離が発生してしまいました。
ご存知のとおり、くりっく株365の日経225は、日経平均株価を取引対象とした取引なので、理論上「くりっく株だけが高い。」などということは、起こりえません。どんなに上昇下落しても、東京証券取引所の立会が行われている時間帯には、「日経平均株価≒日経225」となる価格水準で取引されることになります。
理論どおりであれば、この177円ある乖離は埋められるはずです。
さて、理論どおりになるでしょうか。。。。。
朝9時以降の相場展開に注目したいところです。
それでは、今週も素敵な一週間となりますように。
このコメントはパソコン教室担当者ワイワイの個人的な見解であり、残念ながら内容を保証するものではありません。また、売買を推奨するものでもありません。ご了承ください。