選挙直前!秋の長雨と寒さが続きますが今後の相場は熱い?
2017年10月20日
おはようございます!
テクニカルアナリストの山口です。
関東圏では、少し遅めの秋の長雨が続いています。例年よりも気温も低く寒い日が続いています。
ちなみに気象庁が発表する過去10年間の10月の平均気温から算出した10月の平均気温は19.2℃で、過去10年間の10月の平均気温の標準偏差が0.4℃ですので、±2σを考えると10月の平均気温は統計的に18.3℃から20.0℃の間になると考えられるわけですが、今年の10月の平均気温は17.9℃と統計的にみても例年に比べて低いということのようです。
10月20日5時現在、気象庁発表の週間天気予報は以下のとおりで、週末も雨で寒い日が続きそうです。
10月20日(金) 雨時々止む 最高気温 15℃
10月21日(土) 雨 最高気温 17℃ 最低気温 14℃
10月22日(日) 曇時々雨 最高気温 17℃ 最低気温 15℃
10月23日(月) 曇時々雨 最高気温 20℃ 最低気温 14℃
10月24日(火) 曇一時雨 最高気温 23℃ 最低気温 16℃
10月25日(水) 曇時々晴 最高気温 21℃ 最低気温 15℃
10月26日(木) 晴時々曇 最高気温 19℃ 最低気温 12℃
さて、日本では今週末22日(日)衆院選があります。既に期日前投票に行かれた方もいらっしゃると思いますが、当日投票にいかれる方も多いでしょう。今回は選挙権の年齢が20歳以上から18歳以上に引き下げられてから初めての総選挙となります。
ちなみに、海外投資家の視点から想像すると、与党優勢で相場は一時的にリスクオフに新党が優勢であれば一時的にリスクオンに傾きやすいと考えられます。
ただ、相場の先見性(相場は予想なども織り込んで推移している)から、“ Buy the rumor, sell the fact. ( 噂で買って事実で売れ)”とも言います。
今日は金曜日。国内株式相場は29年8カ月ぶりの13連騰で56年9カ月ぶりの14連騰になるかにも注目されますが、衆院選など大きなイベントのある週末を控えたポジション調整なども考慮しながら、週末を迎えたいところです。
さて、相場です。
【米ドル/円(TFX) 60分足 チャート】
米ドル/円の60分足チャートは113円付近から昨日の17頃にスペインカタルーニャ地方を巡る報道を受け失速しましたが112.50割れで下げ止まったあと切り返しています。チャートポイントとしては上記に加えて112.80前後が意識されそうです。
【日経225(TFX) 60分足 チャート】
日経225の60分足チャートも同様に夜間取引時間に一時21,200付近まで下落しましたが、その後は値を戻してきています。60分足の直近の高安から読み取れそうなチャートポイントは21,200円、21,300円、21,400円、21,500円付近にありそうです。
【NYダウ(TFX) 60分足 チャート】
NYダウ60分足も上昇基調で推移するもスペインカタルーニャ地方を巡る報道を受け一時大幅に反落し、その後切り返してきています。サポートは23,200前後、目先のレジスタンスは23,500で、その上は23,700が想定されます。
街は今日も雨。明日、明後日の天気予報も雨ですが、21日東京日本橋で弊社主催のセミナーがあります。
当選された方は、お足もとに、また寒いのでお身体にもご留意の上、是非、会場までお越しいただければ幸いです。選挙前、選挙後の相場のイメージもつかめるかもしれないです。
このコメントはテクニカルアナリスト山口の個人的な見解で、内容を保証するものではありません。また、売買を推奨するものでもありません。ご理解のほどよろしくお願いいたします。