同じチャートでもラインの引き方で見え方が変わる
2016年04月07日
皆様、おはようございます。パソコン教室担当のワイワイです。
今日は日本列島全体で春の嵐が吹くそうです。近畿地方では秒速35メートル以上の最大瞬間風速が予想されており、雨量も24時間で180mmとの予報になっています。
JR各社では風速20メートル/秒以上になると速度制限、風速25メートル/秒以上になると運転を中止してしまいます。
その影響から今日は電車のダイヤが大幅に乱れることが予想できます。お出かけの方は余裕を持った行動をお勧めします。
では、マーケットです。
チャート.日経225(くりっく株365)
※チャートは『e-profitFX with株365』から
日経225は4月5日12時以降に形成された新たなレンジ内での動きとなっています。チャートは60分足で3月21日の21時以降のものですが、こうして見ると価格の推移には規則性があるように見えます。
簡単に言うと
レンジ ⇒ 変動 ⇒ レンジ ⇒ 変動 ⇒ レンジ ⇒ ・・・・
です。
まあ、価格は動くか動かないかの2種類しかないので当たり前と言えば当たり前なのですが、マーケットを動かすほどの大きな材料が無ければ価格変動は起きないと考えることができます。
もう1つ別の見方もできます。それは下降トレンドを形成しているとの見方です。
4月1日の東京市場がオープンとなる9時を皮切りに日経225は下落し始めました。その下落に沿って引いたラインが次のものです。
チャート.日経225(くりっく株365)に下降トレンドラインを引いたもの
※チャートは『e-profitFX with株365』から
こうして見ると下降トレンド継続中とみることができます。4月7日AM5時時点ではレジスタンスライン上に推移しており、このまま抜けきるかそれとも押し戻されるのかで今後もこの下降トレンドが継続されるのかどうかといった局面です。
他市場に目を向けると、昨晩のNY原油価格はEIAの在庫が大幅減少になったことを受けて前日比1.86ドル高の37.75ドルまで上昇しました。このまま行けば東京原油も高値の展開となることが予想でき、東京原油価格が日経225のベンチマークとして機能するのであれば、そのまま日経225のレジスタンスラインをブレイクするとも考えられます。
同じチャートでもラインの引き方ひとつで違った見方ができるというお話でした。
それでは、今日も素敵な一日になりますように。
このコメントはパソコン教室担当者ワイワイの個人的な見解であり、残念ながら内容を保証するものではありません。また、売買を推奨するものでもありません。ご了承ください。