北朝鮮情勢とトランプ大統領のツイッター
2017年09月06日
皆様、おはようございます。パソコン教室担当のワイワイです。
北朝鮮情勢を取り巻く状況にマーケットの注目が集まっています。先日の核実験を受けてアメリカは国連の安全保障理事会で北朝鮮に対する新たな制裁を科する決議案を提出しており9月11日月曜日の採決を目指す考えのようですが、ロシアと中国は制裁に対して慎重な姿勢を崩しておらず、案が採決されるかどうかは分からない状況となっています。
トランプ大統領のツイッターで
以下引用
I am allowing Japan & South Korea to buy a substantially increased amount of highly sophisticated military equipment from the United States.
引用ここまで
とつぶやいており
日本語に訳せば「私は、日本と韓国にアメリカから最高度の先進的兵器の大幅な購入増加を許可している」といった感じでしょうか。
なんだかこのコメントってアメリカの支援を受けて日本と韓国が戦えと代理戦争を吹っかけられているようでいやですね。。
事態は日々悪化してしてきており、今まで対岸の火事的な状況でしたが、気がつけば火の粉がこちらにやってくるそんな状況は避けたいところです。
なんだか色々と考えさせられるトランプ大統領のツイートでした。
それではマーケットです。
米ドル円(くりっく365)-60分足
※チャートは『e-profitFX with株365』から
北朝鮮情勢の影響から昨晩から早朝にかけて円買いが膨らみ米ドル円レートは108.52円まで下落しました。ざっくりとしたトレンドラインを引くと8月31日高値を起点とした下降トレンドを形成しているようにも見受けられます。
注目点は前回安値である8月29日安値108.25円で留まることができるかです。ここで止まればここしばらく続くレンジ相場継続ですが、割り込むとトレンドの変化とも考えられそうです。
日経225(くりっく株365)-60分足
※チャートは『e-profitFX with株365』から
日経もトレンドの分岐点付近での攻防となりそうです。
北朝鮮情勢から市場マインドはリスクオフな方向に向いているのでしょうか。NYダウ終値は前日比234.25ドル安の21753.31ドルで取引を終了しました。NY証券市場の雰囲気が東京市場への影響を与えるとすれば、相場を好転させる材料も材料とは捉えられず売り方優勢となってしまうのでしょうか。まずは前回安値である8月29日安値19153円をキープできるかどうか。そのあたりが目先のポイントなりそうです。
東京金 6月限-60分足
※チャートは『FITS-取引画面』から
有事の金から上昇した金相場も4700円の大台達成後は小休止といった値動きになっています。チャートに描く移動平均線は1日の値動きを示す22時間線、3日間の値動きを示す66時間線、そして1週間(5日)の値動きを示す110時間線ですが、4700円達成後の戻り安値は110時間線の上となっていますのでこの線がサポートラインとして機能するのであればふたたび上昇を続けることも考えられます。
金市場のボラティリティは大きくなっていますのでポジションメイクはそれを考慮したものにした方がよいかもしれません。
向こう一週間は北朝鮮絡みの出来事がつづきます。9月9日が北朝鮮の建国記念日、9月11日には国連の追加制裁決裁が予定されていますので注意が必要です。
情勢はある意味解りやすい情勢ですから市場の値動きも解りやすいものになってくれればいいのですが。。。
それでは水曜日。今日も張り切っていきましょー。
Good Luck!
このコメントはパソコン教室担当者ワイワイの個人的な見解であり、残念ながら内容を保証するものではありません。また、売買を推奨するものでもありません。ご了承ください。