一帯一路構想と貨物列車
2017年05月17日
皆様、おはようございます。パソコン教室担当のワイワイです。
5月14日、北朝鮮が新型ミサイルの発射実験を行いましたが、その時中国では「一帯一路」会議が行われていました。
一帯一路構想は、現代版シルクロードで中国とヨーロッパを結ぶ沿線の60カ国以上を一つの経済圏とする大プロジェクトです。
中国は、これらの参加国に対してインフラの整備や物流拠点の整備などをおこなっていくそうです。
すでに、今年の1月から中国の浙江省義烏市とイギリスのロンドンを結ぶ貨物列車の運行が開始されました。
貨物列車は途中、カザフスタン、ロシア、ベラルーシ、ポーランド、ドイツ、ベルギー、フランスなど経てロンドンに到着するそうで、その行程は18日間、1万2000キロにも及ぶそうです。
スケールが大きすぎてイメージが湧きにくいですが、世界はここ数年ものすごいスピードで動いていることを実感します。
この先、どんな未来が待っているのでしょうね。
それではマーケットです。
米ドル円(くりっく365)-60分足
※チャートは『e-profitFX with株365』から
米国10年債の利回りが低下したこともあり、米ドル円レートは円高方向に進みました。5月10日時点で2.41%あった10年債利回りは本日2.301%まで下落していますので0.1%以上利回りが低下した計算になります。
米ドル円値動きは5月11日のピークから緩やかに値下がりしてきましたが、4月27日から続いていた下値支持線を割り込んだことをきっかけに値下がり速度は加速しました。
現在の値位置からみると5月5日の安値が前回安値ですが、ここで下げ止まるかどうかがポイントとなりそうです。
日経225(くりっく株365)-60分足
※チャートは『e-profitFX with株365』から
20000円の攻防戦からは少し離れてしまいました。5月15日9時に付けた前回安値19757円で下げ止まるかどうかがポイントとなりそうですが、仮に下げ止まったとすればこの上下幅約250円の狭いレンジでの相場展開が続くことになりそうです。
上値の20000円と下値の19757円。どちらの壁が厚いのか。壁の厚さは上の方が厚いように思えます。
東京金 4月限-60分足
※チャートは『FITS-取引画面』から
窓埋め成功となる目標値4500円は5月16日20時に達成しました。高値が4501円ではなく4500円ジャストだったことを考慮すると、昨晩時点では4500円が一つの到達地点だったことを物語っています。このあと4500円を上回るような強い相場展開になってくるでしょうか。まずは、5月8日からつづく下値支持線が今後も機能するかどうか。前回高値でもあり節目でもある4500円を上回ることができるかどうか。
そのあたりがポイントとなりそうです。
さあ、週の折り返し水曜日。
今日もハッピーな一日になりますように。
Good Luck!
このコメントはパソコン教室担当者ワイワイの個人的な見解であり、残念ながら内容を保証するものではありません。また、売買を推奨するものでもありません。ご了承ください。