一夜明けて
2016年06月27日
皆様、おはようございます。パソコン教室担当のワイワイです。
すでに皆様ご存知の通り、先週末は波乱の展開でした。
先週末、金曜日の値動きはこれまでに見たことがないような値動きとなりましたがその余波は引き続き今週も継続する可能性が高そうです。
少し視点を変えて、現在の値位置を月足チャートを見てみます。
ポンド米ドル-月足
ポンド米ドルは先週末1985年以来30年ぶりの安値である1.3459ドルまで下落しました。30年ぶりと言われてもピンときませんがEU(欧州連合)ができたのが1993年なので、それ以前につけていたレートまで落ちたことになります。
英ポンド円-月足
ポンド円チャートでは約3年半ぶりの安値となりました。ポンド米ドルとは異なりと歴史的なレートとまでは達していないようです。
意識しなければならないのは、イギリスがEUを離脱することに決まりましたが実際の離脱はまだ先であり、今回の一件による実体経済への影響はこれからでてくるということです。
思い返せば2008年9月15日、リーマンブラザーズが破綻しましたが、その原因は2007年に起きたサブプライムローン問題からでした。
この先、今回の一件から派生する様々なサプライズが発生しそうですが、そうなった際に対応できるようにしておく必要がありそうです。
個人投資家の方は、どうしても買いばかりポジションを作ってしまいがちですが、売りポジションの活用方法を覚える時期なのかもしれません。
今週も無理は禁物です。
それでは、今日も素敵な一日になりますように。
このコメントはパソコン教室担当者ワイワイの個人的な見解であり、残念ながら内容を保証するものではありません。また、売買を推奨するものでもありません。ご了承ください。