ローソク足と折れ線グラフ
2016年08月18日
皆様、おはようございます。パソコン教室担当のワイワイです。
台風の後なのに、すっきりしない空模様が続いていますが、如何お過ごしでしょうか。すっきりしない空模様ですが、せめて相場ぐらいは気持ちいい展開になってほしいと願うばかりです。
さて、今月は原油相場の一人勝ち状況となっています。
原油 1月限-60分足
※チャートは『FITS-取引画面』から
チャートは東京商品取引所で取引されているドバイ原油(またの名を東京原油)のものですが、
8月3日の最安値25,250円からほぼ一本調子で上昇し、昨晩30,000円の大台に達しました。結果的に5,000円近い上昇となっており、一度トレンドを形成した原油相場の強さを表している相場展開となりました。
思い返せば、原油相場が下落し始めたのは2年前の2014年10月からです。
東京原油つなぎ足-日足(ローソク足)
※チャートは『ポジション・トレーダーPRO』から
2年前は67,000円台で推移していた原油相場も今年の1月には20,000円を割り込む水準まで値を崩しました。
この2年間のチャートを見ても原油相場は上昇トレンド、下降トレンドを何度か繰り返し、共にトレンドの持続性が高いようです。。。。
チャートを観る際、普段皆さんが目にされているのは「ローソク足」というチャートです。
こんなのが「ローソク足」です。
ローソク足
※チャートは『ポジション・トレーダーPRO』から
蝋燭のような形をしているのでローソク足と呼びます。
通常、白い線を陽線、黒い線を陰線と呼び、陽線は価格の上昇、陰線は価格の下落を表します。1つの線はボックスと上限の線であらわせされており、ボックス部分は始値と終値を表し、上下の線は高値と安値を表しています。
ローソク足の便利なところは1本の線で始値、高値、安値、終値の4本値を表していることです。
今回、もうひとつ照会したいのが「折れ線グラフ」です。
小学生でも知っているグラフの描き方ですが、相場を描写する場合、通常終値が描かれます。
先ほど見た、原油チャートをローソク足から折れ線グラフに変化させるとこうなります。
東京原油つなぎ足-日足(折れ線グラフ)
※チャートは『ポジション・トレーダーPRO』から
線だけになった分、流れが見やすくなったと思いませんか?
折れ線グラフならトレンドラインを引かなくても大体のラインが引かれるので時間がない方や初心者の方はこちらの方がいいかもしれません。
どちらにしても流れに逆らうことなく、上手に流りたいですね。
それでは本日も素敵な一日となりますように。
PS,米ドル円が再び100円を割り込んでいます。
このコメントはパソコン教室担当者ワイワイの個人的な見解であり、残念ながら内容を保証するものではありません。また、売買を推奨するものでもありません。ご了承ください。