リスクオフからリスクオンへ
2017年09月11日
皆様、おはようございます。パソコン教室担当のワイワイです。
先週末9月9日土曜日は北朝鮮の建国記念日でしたので、今回もミサイル発射やら核実験などの挑発的軍事行為を想定していた方も多かったのではないでしょうか。
結果は皆さんご存じのとおり、特に目立った行動はありませんでした。
早速ですが、マーケットの動きを見ていきたいと思います。
米ドル円(くりっく365)-60分足
※チャートは『e-profitFX with株365』から
9月8日金曜日、翌日に北朝鮮建国記念日を控え、相場展開はリスク回避から円が買われる展開になりました。これまで続いていた横ばいレンジ相場の下値である8月29日安値を割り込み、週末にかけては107円台で取引を終えました。
週末、目立った軍事的行動は見られなかったので週明けはリスクオンからふたたび108円台半ばまで値を戻しました。
現在の値位置108.40円付近は2つの考え方ができる価格帯です。
一つが8月31日高値を起点した上値抵抗線の下に位置しており、このダウントレンドは継続中と捉えることができます。もうひとつの見方が8月29日安値を上回っているので横ばいトレンド継続との考え方です。展開としては、前者の方が優勢だと思いますが、大きな変化は国連の追加制裁決議の後となるのでしょうか。
日経225(くりっく株365)-60分足
※チャートは『e-profitFX with株365』から
先週末リスク回避から売りが優勢となりレンジ内安値圏まで価格を下げましたが、土日は穏やかな情勢だったためか週明けからふたたび買われる展開になりました。
この後の展開は、国連決議、北朝鮮動向に大きな影響を受けることと思われます。
東京金 8月限-60分足
※チャートは『FITS-取引画面』から
金はトレンドライン中心に観ていきます。
先々週にかけて上昇した相場は9月4日をピークに横ばいな展開になりました。上昇時のレンジ幅が60円、横ばいトレンドのレンジ幅が60円だとすると高値の4705円から60円引いた4645円が先週から続いている横ばいレンジの安値です。
北朝鮮危機を警戒した金価格の上昇でしたが、今週明けの相場展開は横ばいレンジの下値ラインを下回る動きとなっていますので、このままズルズルと下割れしてしまわないかそのあたりが気になるところです。
今週は、国連の追加決議の行方とその後の北朝鮮の反応。このあたりが注目ポイントでしょうか。
それでは月曜日。張り切っていきましょー。
Good Luck!
このコメントはパソコン教室担当者ワイワイの個人的な見解であり、残念ながら内容を保証するものではありません。また、売買を推奨するものでもありません。ご了承ください。