チョコレート年間支出のピークは2月12日か13日?
2019年02月12日
皆さん、おはようございます。ファイナンシャルプランナーのワイワイです。
3連休は如何お過ごしでしたでしょうか。東京都心では雪の予報でしたが、積もるほどの降雪とはならず、ホッとした方も多かったのではないでしょうか。
今週14日はバレンタインデーです。これは日本に限ったことではなく、この日は世界中がバレンタインデーです。
日本では、女性から好意がある男性にチョコレートを贈ることが定番化していますが、国によってその風習は変わっています。アメリカでは、男性が女性をデートに誘って、プレゼントと共にメッセージカードを贈り、欧州では男性が女性に花にメッセージカードを添えてプレゼントするそうです。
中国でもバレンタインデーがあります。バレンタインデーのことを中国語では「情人節(ジンリンチエ)」と言うそうです。「情人」は日本語でいう「恋人」という意味で、恋人の日と言う意味になるそうです。中国でも男性から女性へプレゼントするのが一般的だそうです。
日本のようにバレンタインデーに女性から男性へのプレゼントをする国は少数派のようですが、この日本で始まった「女性からチョコレートを贈る」という文化を取り入れている国もあるようで、韓国でも女性からチョコレートと贈るという文化になっているようです。
また、台湾では、男女問わず、渡したい人が渡したい人に渡すようになっているそうです。性別関係なく贈っている台湾のやり方は今の時代にあっているのかもしれません。
さて、日本の話に戻しますが、日本ではバレンタインシーズンにチョコレートを購入するという商文化が根付いています。
下のグラフは総務省統計局が調べたチョコレートの月別支出金額です。
※家計調査通信第516号(平成29年2月15日発行)より
チョコレートは暑さに弱い食べ物なので夏場よりも冬場に支出が集中しています。特にバレンタインデーがある2月の支出は突出して高く、1世帯あたり1376円も消費していました。
2月の支出額は年間の2.8倍にもなっていますので、チョコレート商戦は多くの企業にとって書き入れ時となっています。
では、バレンタインデーのチョコレートがいつ売れるのかというと、統計から直前の平日に購入されやすい傾向にあるようです。
※家計調査通信第516号(平成29年2月15日発行)より
平成28年のデータではバレンタインデー直前の12日が購入のピークで、14日を過ぎるとほとんど購入されていないことが解ります。過去の統計から見ると今日、明日が最も支出が膨らむ日になる可能性が高そうです。
今日はバレンタインデーについてのお話でした。
このコメントは編集者の個人的な見解であり、残念ながら内容を保証するものではありません。また、売買を推奨するものでもございません。ご了承ください。
参考文献:
・チョコレートの季節-総務省統計局「家計調査通信第516号(平成29年2月15日発行)」https://www.stat.go.jp/data/kakei/tsushin/pdf/29_2.pdf