コモディティ市場、再注目
2016年06月29日
皆様、おはようございます。パソコン教室担当のワイワイです。
昨日のブログでは金価格の上昇がテレビメディアでも放送されていたことをご紹介しましたが、今日は全体的な価格変動について見てみたいと思います。
下のグラフは年始から昨日現在までの価格変動を表したものです。年始の段階を1とし、今年どれだけ変動したのかが見てとれます。
1以上であれば年始の段階で買っていた場合現時点でプラス。逆に1未満であればマイナスであることを表しています。
年始からの値動きは現時点で大きく3つに分けることができます。
1.年始からずっとプラス
2.年始からずっとマイナス
3.プラスとマイナスを行き来している
1.年始からずっとプラス
青のグラフで示した金価格は年始からずっとプラス圏内で推移している2016年数少ない商品です。
2.年始からずっとマイナス
世界的な景気低迷、政情不安などを受けて為替相場は円高に推移。そのあおりは株式市場も受けてマイナスでの展開となっています。
3.プラスとマイナスを行き来している
年始の段階で供給過剰であった原油。なんとか持ち直してきましたがここにきて再び失速気味です。このままマイナス圏に入ってしまいそうな勢いです。
ここ最近の変動を見やすいように直近1カ月間をクローズアップしたものが次のグラフです。
注目すべきは24日の動きでしょうか。ほとんどのマーケットが売られる中、唯一買われた金。景気が低迷すると実物資産が見直される。相場展開が2極化したある意味解りやすい展開となっているようです。
分散投資はリスクヘッジのために必要な予想だと思います。ポートフォリオの中に金を組んでみては如何でしょうか。
さあ、早いもので2016年(平成28年)もあと2日で折り返しです。
今年の前半は如何でしたでしょうか。
後半につながる良い締めくくりになりますように。
このコメントはパソコン教室担当者ワイワイの個人的な見解であり、残念ながら内容を保証するものではありません。また、売買を推奨するものでもありません。ご了承ください。