クーデターと為替相場
2016年07月19日
皆様、おはようございます。パソコン教室担当のワイワイです。
3連休の海の日は如何お過ごしでしたでしょうか。3日間、天候にも恵まれて、夏らしいレジャーを楽しまれた方も多かったのではないかと思います。
さて、先週末に起きたトルコのクーデターの影響でトルコリラ/円は急落しました。クーデターの第一報が入ったのが4時半ごろでしたので、5時に取引が終了するくりっく365では、幸か不幸か週末時点で価格への影響はわずか30分足らずでした。
トルコリラ/円-5分足
※チャートは『e-profitFX with株365』から
このクーデターについてはすでに多くのメディアで報道されていますので、クーデターが失敗に終わったことはみなさんご存知だとは思いますが、今回トルコリラ/円が急変動したタイミングで他の通貨の影響はどうだったのか見てみたい思います。
事の時間は日本時間の16日(土曜日)4時台です。
チャート60分足ですが、ピンクで塗りつぶした部分が16日(土曜日)の3時から週明け7月25日(月曜日)10時までの値動きです。
トルコリラ/円
※チャートは『e-profitFX with株365』から
米ドル/円
※チャートは『e-profitFX with株365』から
ユーロ/円
※チャートは『e-profitFX with株365』から
ユーロ/ドル
※チャートは『e-profitFX with株365』から
トルコ/円が1円以上の急落となっているのに対して主要通貨ペアである米ドル/円、ユーロ/円、ユーロ/ドルはほぼ変動が無く、相場への影響は局地的だったことが解ります。
今回クーデターは失敗に終わりましたが、この騒動がトルコ共和国の観光や貿易など経済への影響がでてくることが想定できます。
トルコ共和国の信用力が上昇するには、まずは国力の回復が求められそうです。
それでは、三連休明けの火曜日のスタートです。
本日も素敵な一日になりますように。
このコメントはパソコン教室担当者ワイワイの個人的な見解であり、残念ながら内容を保証するものではありません。また、売買を推奨するものでもありません。ご了承ください。