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カタールと中東諸国の関係性

2018年12月04日

皆さん、おはようございます。ファイナンシャルプランナーのワイワイです。

12月3日、カタールがOPECから脱退するとのニュースが流れました。

2018年8月16日に書いた記事ですが、カタールはトルコに150億ドルの直接投資を実施しました。

今年の8月16日時点では、トルコはアメリカによる経済制裁と通貨安の影響から苦しんでいた時期でした。この時トルコを助けたのがカタールでした。

カタールとトルコが親密な関係にありますが、それと相反するのがサウジアラビアです。そもそもカタールという国は中東湾岸の中ではちょっと異質な存在のようです。カタールの政治はサーニ家による世襲君主制の首長国で政府の主要な要職はサーニ家で占められています。

現在の首長であるタミーム・ビン・ハマド・アール=サーニ氏が首長になる前は、父のタミーム氏が首長でしたがタミーム氏が首長になったのは1995年に起きた無血クーデターによるものです。その時首長であった父ハリーファ氏の外遊中に無血クーデターを起こし元首になりました。実の父親を追放し自分が元首となったことを君主制が多い中東の国々は良く思っていませんでした。ちなみにタミーム氏は中東の衛星テレビ局「アルジャジーラ」を設立したことでも有名です。

それから20年以上経過した2017年6月、サウジアラビア、UAE、エジプト、バーレーンなどの中東の国々はカタールとの国交を断絶してしまいました。

カタールは陸路にてサウジアラビアと接していますが、それ以外はペルシャ湾に接する立地です。食料自給率がわずか10%しかないカタールはサウジアラビア経由での食料輸入ができなくなってしまいましたが、トルコとイランが空輸により食料を調達することで難を逃れたそうです。

要求内容からも中東の諸国の対立関係が伺い知れますね。
そんなカタールがOPECからの脱退を表明しました。今後の原油価格にどのような影響を及ぼすのでしょうね。

6日のOPEC総会に注目です。

このコメントは編集者の個人的な見解であり、残念ながら内容を保証するものではありません。また、売買を推奨するものでもございません。ご了承ください。


参考文献:
・カタールと断交の4カ国、13項目要求 アルジャジーラ閉鎖など2017/06/24-CNN
https://www.cnn.co.jp/world/35103258.html

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