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イラン情勢と分散投資

2020年01月06日

皆さん、おはようございます。ファイナンシャルプランナーのワイワイです。

新年明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。昨年(2019年)の1月3日朝、フラッシュクラッシュが発生したので警戒していた方も多かったのではないでしょうか。

今年(2020年)は流動性減少によるフラッシュクラッシュは発生しませんでしたが、ショッキングな出来事が起きてしまいました。

それが、イラン精鋭部隊革命防衛隊ソレイマニ司令官が攻撃を受け殺害されたことです。アメリカ国防総省は、トランプ大統領の指示を受けてソレイマ司令官を殺害したとの声明を出し、イランはアメリカに対して報復するとの声明を出しましたが、それに対してトランプ大統領はイランが米国民や財産に攻撃を仕掛けた際には、イランの52箇所を標的にするとツイートしました。

このニュースが報道された直後からツイッターでは、第三次世界大戦を意味するWWⅢ
とのツイートがトレンド入りしています。

年始早々楽しい話題ではないですが、イランとアメリカは緊張状態になっており、2020年のマーケットは年始から中東情勢に左右される展開になっています。

東京市場は正月三が日お休みで6日が大発会となりましたが、株式市場では寄付きからほとんどの銘柄が値下がりしてしまいました。

逆に上昇したのが商品市場です。東京商品取引所も正月三が日は休場で6日が大発会でした。中東での地政学的リスクの拡大は、原油や金価格を引き上げる結果をもたらしました。

結論だけで見れば、原油や金を買っていれば利益がでていた訳ですが、ピンポイントで利益がでる銘柄に投資するこという行為は簡単にはできません。色々な銘柄に投資することでリスク分散された運用ができるので、ポートフォリオの一部に金や原油を組み込むことは資産運用に有効だと考えられます。

2019年のNYダウ、日経225、金、原油の変動をグラフにするとご覧のようになります。

2019年の価格変動(2018年終値=100)



2019年末の値
日経225・・・118.79
NYダウ・・・122.01
東京金・・・117.02
東京原油・・・92.89

最終結果は原油以外の3銘柄がプラスで終わりました。

2019年の運用は、4銘柄中3銘柄はプラスでしたが、原油は92.89でしたので原油にしか投資しなかった場合は、マイナスになってしまいました。

4銘柄すべてを均等に購入したしたらどうでしょうか。

4銘柄すべてを均等に建玉した際の変動はご覧のようになりました。

2019年の変動(2018年終値=100)

2019年末の値・・・112.53

4銘柄を均等に購入しても結果は112.53とプラスで終わりました。

株式投資のヘッジを株式投資でおこなうという方が稀にいらっしゃいますが、同じような価格変動を取る銘柄を複数保有してもヘッジとしての効果はあまり期待できません。
金や原油は、株式市場とは独立した値動きをしており、中東地域で地政学的リスクが高まった時に注目が集まりやすい性質を持っています。

イラン情勢が緊張する今、ポートフォリオに金や原油を組み込むことは、リスク分散として機能しそうですね。

しばらくの間は、イラン情勢に振り回される相場動向が続きそうですのでご注意ください。

このコメントは編集者の個人的な見解であり、内容を保証するものではありません。また、売買を推奨するものでもございません。ご了承ください。

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