くりっく株365は昼と夜とでは性質が違う説
2016年07月14日
皆様、おはようございます。パソコン教室担当のワイワイです。
昨日に引き続き、くりっく株365の日経225レートと日経平均株価との比較を行ってみたいと思います。
まず、くりっく株365のレートについて1つの仮説を立てます。
仮説:
くりっく株365のレートが15時から翌朝9時の間どんなに急騰、急落したとしてもそのレートは東京証券取引所で株式取引の立会が行われる翌朝9時には引き戻される。
昨日の話と重複してしまいますが、くりっく株365で取引されている日経225証拠金取引と東京証券取引所の一部上場銘柄から算出される日経平均株価は取引されている立会時間が異なります。
くりっく株365 | 朝8時30-翌朝6時(米サマータイム時は5時まで) |
東京証券取引所 | 前場 9時-11時30分 |
後場 12時30分-15時 |
となっています。
ということは、東京証券取引所で国内株の売買がされている時間帯に付けるレートと、国内株式が売買されていない時間帯に付けるレートとでは、その性質が異なると言えます。
証券取引所で株式の売買がされている時間帯、日経平均の構成銘柄225種の株式は売買され刻一刻とその値段は動いています。したがって、取引対象が日経225であるくりっく株365のレートは元のデータである「日経平均株価」に追従する形になります。
一方、証券取引所で国内株が売買されていない時間帯はどうでしょうか。当然、国内株式は売買されていませんので、元のデータである「日経平均株価」は変動していません。
したがって、東京証券取引所の立会が終了する15時から取引が再開する翌午前9時の間のレートは、翌営業日以降のレートを予測する意味合いが強くなります。
以上のことから、15時から翌朝9時の間は、くりっく株365のレートは翌営業日の予測となるので急騰、急落が起きやすいですが、その値は翌朝9時以降の東京時間には戻されると考えられます。
昨日(2016年/07/13)の値動きで検証してみましょう。
昨日(2016/07/13)の朝の値動き
※チャートは『e-profitFX with株365』から
午前5時00分 16,510円
午前8時30分 16,473円
午前9時00分 16,440円水準
くりっく株365の立会が終了する朝5時から証券取引所がスタートする9時までの間に70円も値段が下がりました。
実際の日経平均株価は16,343円でスタートしましたが、9時時点でのレートは16,440円でしたのでそれでもまだ100円近く高いレートを付けています。
同時刻に日経平均株価よりも100円高いレートをつけていたくりっく株365ですが、その後値動きはチャートが示す通りです。
今後も仮説の立証ができる相場展開となるでしょうか。
さあ、木曜日です。
今日も素敵な一日となりますように。
このコメントはパソコン教室担当者ワイワイの個人的な見解であり、残念ながら内容を保証するものではありません。また、売買を推奨するものでもありません。ご了承ください。